陵とは、おか/大きなおか/しのぐ/のりこえる/切り抜ける/侮る/みささぎ/天子の墓所などの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、阜部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。
字体 | 陵 | |
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読み | 音読み | リョウ |
訓読み | 《高》みささぎ 《外》おか 《外》しの(ぐ) |
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部首 | 阜部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 阜部8画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検3級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『陵』の字には少なくとも、陵・ 陵・ 陵ぐ・ 陵の4種の読み方が存在する。
意味
おか/大きなおか/しのぐ/のりこえる/切り抜ける/侮る/みささぎ/天子の墓所
熟語
四字熟語
「陵」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。
迦陵頻伽 | 武陵桃源 |
御陵【みはか】
みささぎ(陵)
。
訶陵【かりょう】
[中国語]Heling
[歴]インドネシアのシャイレンドラ朝の中国名。しゃいれんどらちょう(シャイレンドラ朝)
。
陵墓【りょうぼ】
天皇・皇后・皇太后・太皇太后の墓所である陵(ミササギ)と、その他の皇族を葬る墓所の総称。みささぎ(陵)。2005年(平成17年)現在、陵が188,墓が55,陵墓参考地が46ある。
御陵【ごりょう】
みささぎ(陵)
。
寿陵【じゅりょう】
[中国語]shouling
[歴]生前に造営する天子の墓(陵)。(転じて)中国などで生前に長寿を願って作る墓。
日本でも霊園販売業者がこれに倣(ナラ)って「寿陵」、「生前墓」として販売。
文字コード
「陵」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+9675 |
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JISX0213 | 1-46-45 |
戸籍統一文字番号 2 | 473140 |
住基ネット統一文字 | J+9675 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 10893 |
新大字典4 | 講談社 | 18354 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 13754 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 | 12501 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「陵」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「陵」についての総括
- 陵の画数 :11画
- 陵の部首 : 阜
- 陵の読み方:リョウ・みささぎ・しのぐ・おか
- 陵の意味 :おか/大きなおか/しのぐ/のりこえる/切り抜ける/侮る/みささぎ/天子の墓所
以上で「陵」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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