叉とは、また/ふたまたなどの意味をもつ漢字。3画の画数をもち、又部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 叉 | |
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読み | 音読み | サ シャ |
訓読み | こまぬ(く) こまね(く) さ(す) また |
|
部首 | 又部 | |
画数 | 総画数 | 3画 |
部首内画数 | 又部1画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『叉』の字には少なくとも、叉・ 叉・ 叉・ 叉す・ 叉く・ 叉くの6種の読み方が存在する。
意味
また/ふたまた
熟語
叉手【さす】
[中国語]chashou
さしゅ(叉手)
。
夜叉【やしゃ】
[梵]yaksa(ヤクシャ)
[仏]顔かたちが醜怪で、性質が勇猛、空を飛ぶインドの鬼神。仏法守護神の八部衆(ハチブシュウ)の一つ。羅刹(ラセツ)とともに毘沙門天(ビシャモンテン)の眷族(ケンゾク)とされる。
叉手【さしゅ】
[中国語]chashou
両腕を組み合せること。
「さす(叉手)」、「しゃしゅ(叉手)」とも呼ぶ。
左右の手の親指を離して他の四本の指をつけ、両方から組み合せて下腹部に置くこと。
叉銃【さじゅう】
[英語]stack(スタック)
[軍]軍隊が野外で休憩するとき、携行した小銃を3梃(チョウ)一組にして地面に立てること。銃口を上にし、床尾(ショウビ)を地面に着け、銃口の突起部を他の銃の突起部に当ててΛ(ラムダ)状にし、倒れないようにもう1梃の銃の突起部で三角錐にして支えるもの。
。
叉手【しゃしゅ】
[中国語]chashou
さしゅ(叉手)
[仏]合掌(ガッショウ)に次ぐ礼法。
左手で右手をとり、乳の高さにあげるもの。
。
文字コード
「叉」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+53C9 |
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JISX0213 | 1-26-21 |
戸籍統一文字番号 2 | – |
住基ネット統一文字 | J+53C9 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 1010 |
新大字典4 | 講談社 | 1671 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 1228 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 3116 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 1207 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「叉」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「叉」についての総括
- 叉の画数 :3画
- 叉の部首 : 又
- 叉の読み方:シャ・サ・また・さす・こまねく・こまぬく
- 叉の意味 :また/ふたまた
以上で「叉」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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