「麩」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

麩とは、グルテンを主原料とした食品／ふすま／小麦をひいて粉にしたときにできる皮くずなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、麥部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『麩』の字には少なくとも、麩フ・ 麩ふすまの2種の読み方が存在する。

意味

グルテンを主原料とした食品／ふすま／小麦をひいて粉にしたときにできる皮くず

熟語

麩【ふ】

[食]小麦粉に含まれるタンパク質の一種グルテン(gluten)(麩素)を取り出し、練り固めた食品。
生麩(ナマフ)と焼き麩とがある。ふがし(麩菓子)。

麩素【ふそ】

[生化]ぐるてん(グルテン)
。

麩菓子【ふがし】

[食]細長い焼き麩に黒糖蜜をまぶした駄菓子(ダガシ)。ふ(麩)。
。

でんぷ／田麩【でんぷ】

[食]でんぶ(でんぶ、田麩)
。

でんぶ／田麩【でんぶ】

[食]魚肉を蒸して脂肪を落とし、残った肉を細かく繊維状にほぐして、ミリン(味醂)・砂糖・塩・醤油などで水分がなくなるまで煮染(ニシ)めた食品。
紅で染めたものは散らし寿司などに振り掛ける。
「でんぷ(田麩)」とも呼ぶ。

文字コード

「麩」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「麩」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。