異体字「爼」については「爼(漢字)」をご覧ください。
俎とは、いけにえを供えるための台/まないたなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、人部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 俎 | |
---|---|---|
読み | 音読み | ソ ショ |
訓読み | まないた | |
部首 | 人部 | |
画数 | 総画数 | 9画 |
部首内画数 | 人部7画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
字体 | 爼 |
---|---|
画数 | 9画 |
Unicode | U+723C |
JISX0213 | 1-64-12 |
目次
書き方・読み方
書き方
読み方
『俎』の字には少なくとも、俎・ 俎・ 俎の3種の読み方が存在する。
意味
いけにえを供えるための台/まないた
熟語
四字熟語
「俎」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
樽俎折衝 |
俎板の鯉【まないたのこい】
[慣用句]他人の意のままで、逃げ場がない状態。じたばたしても仕方がないとあきらめた心境。
「俎板の魚(ウオ)」、「俎上(ソジョウ)の鯉」、「俎上の魚」とも呼ぶ。
俎板/俎/真魚板【まないた】
[英語]cuttingboard/choppingboard
[料]料理をする時、包丁で切るために食材を載(ノ)せる板、または台。「魚(真魚)を料理する板」の意味。
。
俎板の魚【まないたのうお】
[慣用句]まないたのこい(俎板の鯉)
。
俎上の鯉【そじょうのこい】
[慣用句]まないたのこい(俎板の鯉)
。
俎上の魚【そじょうのうお】
[慣用句]まないたのこい(俎板の鯉)
。
文字コード
「俎」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+4FCE |
---|---|
JISX0213 | 1-48-57 |
戸籍統一文字番号 2 | 008040 |
住基ネット統一文字 | J+4FCE |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 286 |
新大字典4 | 講談社 | 518 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 379 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 679 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 372 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「俎」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「俎」についての総括
- 俎の画数 :9画
- 俎の部首 : 人
- 俎の読み方:ソ・ショ・まないた
- 俎の意味 :いけにえを供えるための台/まないた
以上で「俎」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。