「仇」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、つれあい/あだする/あだ/かたきなどの意味をもつ漢字。4画の画数をもち、人部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「仇」
字体
読み 音読み キュウ
訓読み あだ
かたき
つれあい
部首 人部
画数 総画数 4画
部首内画数 人部2画
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

仇_書き方
仇の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、キュウつれあいかたきあだの5種の読み方が存在する。

意味

つれあい/あだする/あだ/かたき

熟語

仇討【あだうち】

[英語]revenge(リベンジ)

[歴]主君・父・近親者などを殺害した者を、報復に討ち殺すこと。
「敵討(カタキウ)ち」、「意趣(イシュ)討ち」とも呼ぶ。えどのかたきをながさきでうつ(江戸の敵を長崎で討つ)、いちふじにたかさんなすび(一富士二鷹三茄子)。

徒野/仇野/他野/阿太志野【あだしの】

[Romaji]Adashino

あだしの(化野)

三大仇討ち/三大仇討【さんだいあだうち】

[歴]曾我兄弟・伊賀越え・赤穂浪士の仇討ちの総称。
「天下三大仇討ち」とも呼ぶ。いがごえのあだうち(伊賀越えの仇討ち、伊賀越の仇討)。

伊賀越えの仇討ち/伊賀越の仇討【いがごえのあだうち】

[歴]1634(寛永11.11.7)伊賀国(現:三重県)上野城下鍵屋(カギヤ)の辻で行われた仇討ち。
岡山藩士渡辺数馬が姉婿荒木又右衛門とともに、弟源太夫の敵(カタキ)河合又五郎を討ち取った。
「伊賀越えの敵討ち」とも呼ぶ。

天下三大仇討ち/天下三大仇討【てんかさんだいあだうち】

[歴]さんだいあだうち(三大仇討ち、三大仇討)

文字コード

「仇」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「仇」の文字コード一覧
Unicode 1 U+4EC7
JISX0213 1-21-56
戸籍統一文字番号 2 004390
住基ネット統一文字 J+4EC7

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「仇」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 130
新大字典4 講談社 292
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 191
大漢和辞典6 7 大修館書店 355
大漢語林8 大修館書店 157

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「仇」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「仇」についての総括
  1. 仇の画数 :4画
  2. 仇の部首 : 人
  3. 仇の読み方:ク・キュウ・つれあい・かたき・あだ
  4. 仇の意味 :つれあい/あだする/あだ/かたき
以上で「仇」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

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