「倣」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、ならう/手本としてまねる/見て学ぶなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、人部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

漢字「倣」
字体
読み 音読み ホウ
ボウ
訓読み 《高》なら()
部首 人部
画数 総画数 10画
部首内画数 人部8画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検3級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

倣_書き方
倣の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ボウホウ倣うならうの3種の読み方が存在する。

意味

ならう/手本としてまねる/見て学ぶ

熟語

倣貝【ほうばい】

[中国語]fangbei

[歴]古代中国などで、貝貨(バイカ)を模倣(モホウ)した貨幣。
陶・石・骨・玉・銅・金などで造られた。
「貝幣(beibi)(バイヘイ)」とも呼ぶ。

文字コード

「倣」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「倣」の文字コード一覧
Unicode 1 U+5023
JISX0213 1-42-79
戸籍統一文字番号 2 009210
住基ネット統一文字 J+5023

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「倣」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 349
新大字典4 講談社 593
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 455
大漢和辞典6 7 大修館書店 785
大漢語林8 大修館書店 449

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「倣」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「倣」についての総括
  1. 倣の画数 :10画
  2. 倣の部首 : 人
  3. 倣の読み方:ボウ・ホウ・ならう
  4. 倣の意味 :ならう/手本としてまねる/見て学ぶ
以上で「倣」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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