卜とは、うらなう/うらないなどの意味をもつ漢字。2画の画数をもち、卜部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 卜 | |
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読み | 音読み | ボク ホク |
訓読み | うらな(い) うらな(う) |
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部首 | 卜部 | |
画数 | 総画数 | 2画 |
部首内画数 | 卜部0画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『卜』の字には少なくとも、卜・ 卜・ 卜う・ 卜いの4種の読み方が存在する。
意味
うらなう/うらない
熟語
亀卜【きぼく】
[歴]古代に行われた占いの一種。
亀の甲を焼き、その割れ目の形で吉凶や神意を判断する。
「かめうら(亀卜)」、「かめのうら(亀の卜)」、「亀の甲の卜(ウラ)」、「亀筮(キゼイ)」、「亀(「土」偏+「斥」)(キタク)」とも呼ぶ。
地卜【ちぼく】
[英語]geomancy
じおまんしー(ジオマンシー)
。
亀の卜【かめのうら】
[歴]きぼく(亀卜)
。
ラプラン寺/拉卜楞寺【らぷらんじ】
[中国語]Labulengsi、[英語]LabrangTemple/LabrangMonastery
中国北西部、甘粛省(GansuSheng)(カンシュクショウ)南部の甘南チベット族自治州(GannanZangzuZizhizhou)北西部の夏河県(XiaheXian)(カガケン)にある、チベット仏教(ラマ教)の黄教派(黄帽派・ゲルク派)六大寺の一つ参照たーるじ(タール寺、塔爾寺、塔尓寺)
。
亀の甲の卜【かめのこうのうら】
[歴]きぼく(亀卜)
。
文字コード
「卜」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+535C |
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JISX0213 | 1-43-46 |
戸籍統一文字番号 2 | 032220 |
住基ネット統一文字 | J+535C |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 928 |
新大字典4 | 講談社 | 1522 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 1142 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 2774 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 1126 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「卜」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 卜の画数 :2画
- 卜の部首 : 卜
- 卜の読み方:ボク・ホク・うらなう・うらない
- 卜の意味 :うらなう/うらない
ウサタロー