「嘗」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「甞」については「甞(漢字)」をご覧ください。

とは、かつて/以前/こころみる/ためす/なめるなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、口部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「嘗」
字体
読み 音読み ショウ
ジョウ
訓読み かつ()
こころ(みる)
(める)
部首 口部
画数 総画数 14画
部首内画数 口部11画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級
異体字「甞」
字体
画数 13画
Unicode U+751E
JISX0213 1-65-19

書き方・読み方

書き方

嘗_書き方
嘗の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ジョウショウ嘗めるなめる嘗みるこころみる嘗てかつての5種の読み方が存在する。

意味

かつて/以前/こころみる/ためす/なめる

熟語

四字熟語

「嘗」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「嘗」が入る四字熟語
臥薪嘗胆がしんしょうたん

嘗め味噌/嘗味噌【なめみそ】

[食]ミソ(味噌)の中に野菜・魚肉・獣肉などを入れて調味した副食物。
金山寺味噌・鯛味噌・ピーナッツ味噌など。
調味用のミソと区別する言い方。

辛酸を嘗める【しんさんをなめる】

[慣用句](数々の)辛(ツラ)く苦しい経験をする。大いに苦労する。

新嘗祭【にいなめさい】

[暦]勤労感謝の日の古称。
明治以降は11月23日と定められた。もとは陰暦十一月(11月)中の卯(ウ)の日。

大嘗会【だいじょうえ】

[暦]だいじょうさい(大嘗祭)

孟嘗君【もうしょうくん】

[中国語]MengchangJun/Mengchangjun

[人]中国、戦国時代の斉(Qi)(セイ)の王族(?~BC.279ころ)。
姓は田(Tian)(デン)、名は文(Wen)(ブン)。父は靖郭君(JingguoJun)田嬰(TianYing)(デン・エイ)。

文字コード

「嘗」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「嘗」の文字コード一覧
Unicode 1 U+5617
JISX0213 1-30-08
戸籍統一文字番号 2 048200
住基ネット統一文字 J+5617

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「嘗」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 1341
新大字典4 講談社 2260
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 1658
大漢和辞典6 7 大修館書店 4205
大漢語林8 大修館書店 1597

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「嘗」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「嘗」についての総括
  1. 嘗の画数 :14画
  2. 嘗の部首 : 口
  3. 嘗の読み方:ジョウ・ショウ・なめる・こころみる・かつて
  4. 嘗の意味 :かつて/以前/こころみる/ためす/なめる
以上で「嘗」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

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