墳とは、はか/土を盛ってつくったはかなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、土部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。
字体 | 墳 | |
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読み | 音読み | フン ブ 《外》ブン 《外》ホン 《外》ボン |
訓読み | 《外》はか | |
部首 | 土部 | |
画数 | 総画数 | 15画 |
部首内画数 | 土部12画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検3級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『墳』の字には少なくとも、墳・ 墳・ 墳・ 墳・ 墳・ 墳の6種の読み方が存在する。
意味
はか/土を盛ってつくったはか
熟語
古墳【こふん】
[歴]3世紀末~7世紀ころの日本で造られた墳墓。
円墳・方墳・上円下方墳・前方後円墳・前方後方墳などの種類がある。
また、上部や周囲にハニワ(埴輪)と呼ぶ土製品が並べられていた。
墳塋【ふんえい】
「墳」は土を盛り上げた墓、「塋」は周りを囲った墓。
墓地・墓場・墓所。
「塋土」、「塋田」、「塋地」、「塋域」とも呼ぶ。
巣山古墳【すやまこふん】
[歴]奈良県北葛城郡(キタカツラギグン)広陵町(コウリョウチョウ)三吉(ミツヨシ)にある古墳時代中期(4世紀末~5世紀初め)の前方後円墳。
全長約220メートル。馬見古墳群の一つで、国特別史跡。
古墳時代【こふんじだい】
[歴]日本の考古学上の時代区分で、弥生式時代末期から奈良時代初期の間の時代。
ほぼ3世紀末から4世紀に始まり、6世紀ころまでで、古墳の築造は7世紀まで続いている。
弥生時代に始まる農耕から起きた小国家が、畿内を中心とする統一国家の成立に至(イタ)る時期。
石屋古墳【いしやこふん】
[歴]島根県松江市東津田町(ヒガシツダチョウ)にある、5世紀中ころ(古墳時代中期)の古墳。
一辺約40メートルの方墳。
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文字コード
「墳」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+58B3 |
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JISX0213 | 1-42-15 |
戸籍統一文字番号 2 | 062690 |
住基ネット統一文字 | J+58B3 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 1675 |
新大字典4 | 講談社 | 2812 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 2089 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 5488 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 2037 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
まとめ
「墳」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 墳の画数 :15画
- 墳の部首 : 土
- 墳の読み方:ボン・ホン・ブン・ブ・フン・はか
- 墳の意味 :はか/土を盛ってつくったはか
ウサタロー