姉とは、あね/兄弟姉妹のうち、年上の女などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、女部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 姉 | |
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読み | 音読み | 《中》シ |
訓読み | あね | |
部首 | 女部 | |
画数 | 総画数 | 8画 |
部首内画数 | 女部5画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検9級 | |
日本語能力検定 | JLPT N4 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『姉』の字には少なくとも、姉・ 姉の2種の読み方が存在する。
意味
- あね。兄弟姉妹のうち、年上の女。対義語:妹
- シ。「姉妹・義姉・愚姉・実姉・従姉・長姉・令姉」
- あね。「姉上・姉婿(あねむこ)」
- 年上の女性に対する親称および敬称。
- シ。「貴姉・諸姉・大姉」
- あね。「姉貴」
熟語
姉妹【しまい】
あね(姉)といもうと(妹)。女の兄弟(キョウダイ)。しすたー(シスター)。
姉嬶【あねかか】
[Romaji]anekaka
あねさんにょうぼう(姉さん女房)
。
四人姉妹【よにんしまい】
[英語]LittleWomen
[文]わかくさものがたり(若草物語)。
姉さん被り【あねさんかぶり】
[服]女性が働くときの手拭(テヌグ)いのかぶり方。
手拭いを広げて中央を額(ヒタイ)にあて、頭を軽く包むように両側を後ろに回し、その一端を頭上に折り返すもの。
日本髪でも乱れないかぶり方。
再従兄弟/再従姉妹【はとこ】
またいとこ(又従兄弟、又従姉妹)
。
文字コード
「姉」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+59C9 |
---|---|
JISX0213 | 1-27-48 |
戸籍統一文字番号 2 | 070570 |
住基ネット統一文字 | J+59C9 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 1830 |
新大字典4 | 講談社 | 3117 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 2279 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 6165 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 2226 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。
第4学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第2学年の配当漢字として公示される。
第2学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「姉」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「姉」についての総括
- 姉の画数 :8画
- 姉の部首 : 女
- 姉の読み方:シ・あね
- 姉の意味 :あね/兄弟姉妹のうち、年上の女
以上で「姉」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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