「姥」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、うばなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、女部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「姥」
字体
読み 音読み
訓読み うば
ばば
部首 女部
画数 総画数 9画
部首内画数 女部6画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

姥_書き方
姥の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ばばうばの4種の読み方が存在する。

意味

うば

熟語

山姥【やまうば】

[伝説]奥深い山に住むという鬼女。目は吊り上がり、口は大きく裂けた、白髪を乱した老女の怪物。夜な夜な包丁を研(ト)ぎ、迷って訪れた人を食べるという。

姥桜【うばざくら】

[俗]葉が出るより先に花を開く種類の桜の俗称。
ヒガンザクラ(彼岸桜)・ウバヒガン(老婆彼岸)・ソメイヨシノ(染井吉野)・マメザクラ(豆桜)など。
「葉(歯)のない桜」の意味。

太姥山【たいぼさん】

[中国語]TaimuShan

[地]中国南東部、福建省(FujianSheng)(フッケンショウ)東北部の寧徳市(NingdeShi)東北部の台湾海峡沿岸部にある山。標高1,081メートル。
「たいもさん(太姥山)」とも呼ぶ。

太姥山【たいもさん】

[中国語]TaimuShan

[地]たいぼさん(太姥山)

姥ヶ池【うばがいけ】

[Romaji]Ubagaike/UbagaIke

老婆に関する伝説がある池、またはその伝説。うばがふち(姥ヶ淵、姥淵)。
東京都台東区の隅田川に通じていた大池。

文字コード

「姥」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「姥」の文字コード一覧
Unicode 1 U+59E5
JISX0213 1-17-24
戸籍統一文字番号 2 071120
住基ネット統一文字 J+59E5

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「姥」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 1868
新大字典4 講談社 3142
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 2325
大漢和辞典6 7 大修館書店 6216
大漢語林8 大修館書店 2272

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「姥」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「姥」についての総括
  1. 姥の画数 :9画
  2. 姥の部首 : 女
  3. 姥の読み方:モ・ボ・ばば・うば
  4. 姥の意味 :うば
以上で「姥」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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