「弥」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「彌」については「彌(漢字)」をご覧ください。

とは、遠い/久しい/いよいよ/より一層/あまねし/広く行きわたる/わたるなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、弓部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。

漢字「弥」
字体
読み 音読み 《外》
《外》
《外》ゲイ
訓読み
《外》あまね()
《外》いや
《外》いよいよ
《外》つくろ()
《外》ひさ(しい)
《外》わた()
部首 弓部
画数 総画数 8画
部首内画数 弓部5画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検2級
日本語能力検定 JLPT N1
異体字「彌」
字体
画数 17画
Unicode U+5F4C
JISX0213 1-55-29

書き方・読み方

書き方

弥_書き方
弥の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ゲイ弥るわたる弥しいひさしい弥うつくろういよいよいや弥しあまねしの10種の読み方が存在する。

意味

遠い/久しい/いよいよ/より一層/あまねし/広く行きわたる/わたる

熟語

沙弥【さみ】

[仏]しゃみ(沙弥)

沙弥【しゃみ】

[梵]sramanera

[仏]髪を剃って出家し、十戒を受けた少年僧。
7歳以上20歳未満の出家者で、僧に従って雑用をつとめながら修行し、正式の僧を目指す見習僧。
「さみ(沙弥)」、「童子([梵]kumara)」とも呼ぶ。

弥山【みせん】

[Romaji]Misen/MiSen

[地]奈良県南部、吉野郡の大峰山脈中央部にある一峰。
標高1,895メートル。
修験道の要地。

卑弥呼【ひみこ】

[Romaji]Himiko

[人]邪馬台国(ヤマタイコク)の女王(?~247?)。
人前に姿を現わさず、政治は弟が補佐していたという。たいほうぐん(帯方郡)。

弥コ羅【みこら】

[仏]めきら(迷企羅)
「コ」は(「人」偏+「去」)

文字コード

「弥」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「弥」の文字コード一覧
Unicode 1 U+5F25
JISX0213 1-44-79
戸籍統一文字番号 2 110260
住基ネット統一文字 J+5F25

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「弥」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 2610
新大字典4 講談社 4544
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 3261
大漢和辞典6 7 大修館書店 9753
大漢語林8 大修館書店 3154

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「弥」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「弥」についての総括
  1. 弥の画数 :8画
  2. 弥の部首 : 弓
  3. 弥の読み方:ミ・ビ・ゲイ・わたる・や・ひさしい・つくろう・いよいよ・いや・あまねし
  4. 弥の意味 :遠い/久しい/いよいよ/より一層/あまねし/広く行きわたる/わたる
以上で「弥」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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