異体字「倡」については「倡(漢字)」をご覧ください。
娼とは、となえる/あそびめ/わざおぎなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、女部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 娼 | |
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読み | 音読み | ショウ |
訓読み | あそびめ | |
部首 | 女部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 女部8画 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
字体 | 倡 |
---|---|
画数 | 10画 |
Unicode | U+5021 |
JISX0213 | 1-48-73 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『娼』の字には少なくとも、娼・ 娼の2種の読み方が存在する。
意味
となえる/あそびめ/わざおぎ
- 娼【よね】
-
- [古]遊女・娼妓(ショウギ)・女郎(ジョロウ)。
- 吉原などの上級の遊女をさす。「よね」を「米」に掛けて、私娼窟(シショウクツ)などの下級の遊女は「麦飯(ムギメシ)」とも呼ばれた。
また街娼の夜鷹(ヨタカ)は夜鷹ソバに掛けて「ソバ(蕎麦)」とも呼ばれた。- [古]情人・愛人・愛妾。
熟語
娼【よね】
[古]遊女・娼妓(ショウギ)・女郎(ジョロウ)。
吉原などの上級の遊女をさす。「よね」を「米」に掛けて、私娼窟(シショウクツ)などの下級の遊女は「麦飯(ムギメシ)」とも呼ばれた。
相方/敵娼【あいかた】
遊郭でその日、客の相手をする遊女。
。
時には娼婦のように【ときにはしょうふのように】
[楽]なかにし礼(レイ)作詞・作曲の歌謡曲。
歌は黒沢年男。1978年(昭和53年)2月レコード発売。
文字コード
「娼」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5A3C |
---|---|
JISX0213 | 1-30-11 |
戸籍統一文字番号 2 | 072860 |
住基ネット統一文字 | J+5A3C |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 1901 |
新大字典4 | 講談社 | 3208 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 2367 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 6376 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 2322 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「娼」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「娼」についての総括
- 娼の画数 :11画
- 娼の部首 : 女
- 娼の読み方:ショウ・あそびめ
- 娼の意味 :となえる/あそびめ/わざおぎ
以上で「娼」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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