「尸」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、かたしろ/祭りのとき神の身代わりとなる者/しかばね/死体などの意味をもつ漢字。3画の画数をもち、尸部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「尸」
字体
読み 音読み
訓読み かたしろ
かばね
しかばね
つかさど()
部首 尸部
画数 総画数 3画
部首内画数 尸部0画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級

書き方・読み方

書き方

尸_書き方
尸の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、尸るつかさどるしかばねかばねかたしろの5種の読み方が存在する。

意味

かたしろ/祭りのとき神の身代わりとなる者/しかばね/死体

熟語

三尸【さんし】

[中国語]sanshi

道教で人の腹中にいるという三匹の虫。
中国の民間信仰では、庚申(コウシン)の夜に三尸が体から抜け出し、その人の罪悪を天帝に告げるといわれ、眠らずに過ごすという。こうしんまち(庚申待)。

拘尸那【くしな】

[歴][仏]くしながら(クシナガラ、拘尸那掲羅)

尸棄仏【しきぶつ】

[仏]過去七仏の一つで、釈尊の5代前生。

尸羅波羅密【しらはらみつ】

[梵]sila

[仏]「持戒波羅密」とも呼ぶ。
「シーラ」の音写。「持戒(ジカイ)」の意味。

憑坐/尸童/神子【よりまし】

依代(ヨリシロ)となる人間。神霊がよりつく人間。
祈祷師(キトウシ)が神霊を招いて乗り移らせ、託宣(タクセン)をのべさせるための童子や婦女で、神が「依りますところ」の意味。

文字コード

「尸」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「尸」の文字コード一覧
Unicode 1 U+5C38
JISX0213 1-53-89
戸籍統一文字番号 2 086710
住基ネット統一文字 J+5C38

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「尸」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 2171
新大字典4 講談社 3679
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 2679
大漢和辞典6 7 大修館書店 7630
大漢語林8 大修館書店 2648

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「尸」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「尸」についての総括
  1. 尸の画数 :3画
  2. 尸の部首 : 尸
  3. 尸の読み方:シ・つかさどる・しかばね・かばね・かたしろ
  4. 尸の意味 :かたしろ/祭りのとき神の身代わりとなる者/しかばね/死体
以上で「尸」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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