床とは、ゆか/板敷(いたじき)などの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、广部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 床 | |
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読み | 音読み | ショウ 《外》ソウ |
訓読み | とこ ゆか |
|
部首 | 广部 | |
画数 | 総画数 | 7画 |
部首内画数 | 广部4画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検4級 | |
日本語能力検定 | JLPT N2 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『床』の字には少なくとも、床・ 床・ 床・ 床の4種の読み方が存在する。
意味
- ゆか。板敷(いたじき)。「床下」
- とこ。寝床(ねどこ)。寝台。「臥床(がしょう)・起床・就床・病床・臨床」
- 腰かけ。「床几(しょうぎ)]
- 苗床。苗を育てる場所。「温床」
- 銃を支える部位。「銃床・床尾」
- 地盤。地層。底部。土台。「河床・鉱床・道床」
熟語
四字熟語
「床」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
同床異夢 |
艪床【ろどこ】
和船の船梁(フナバリ)の上部に、櫓をかける部分。ろぐい(艪杭)。
。
槍床【やりどこ】
やりぶすま(槍衾)
。
髪床【かみどこ】
[歴]かみゆいどこ(髪結床、髪結い床)
。
洞床【ほらどこ】
[Romaji]horadoko/hora-doko
[建]茶室の床の間の一形式。袋床(フクロドコ)のように間口の一方に袖壁(ソデカベ)(小壁)を設け、正面上方の小壁には落掛(オトシガ)け(横木)を用いず、洞のような形に壁土で塗り回したもの。
床の間口より床の奥の方が広く、また薄暗くなっていて、袋床や室床(ムロドコ)に比べ幽玄さが深まっている。
知床【しれとこ】
[Romaji]Shiretoko
[地]しれとこはんとう(知床半島)アイヌ語の「シリエトク(大地の果てるところ)」に由来する。
。
文字コード
「床」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5E8A |
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JISX0213 | 1-30-18 |
戸籍統一文字番号 2 | 104610 |
住基ネット統一文字 | J+5E8A |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 2499 |
新大字典4 | 講談社 | 4340 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 3115 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 9242 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3030 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「床」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「床」についての総括
- 床の画数 :7画
- 床の部首 : 广
- 床の読み方:ソウ・ショウ・ゆか・とこ
- 床の意味 :ゆか/板敷(いたじき)
以上で「床」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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