「戟」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、ほこ/横に突き出た刃のあるほこなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、戈部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「戟」
字体
読み 音読み ゲキ
ケキ
キャク
訓読み ほこ
部首 戈部
画数 総画数 12画
部首内画数 戈部8画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

戟_書き方
戟の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ゲキケキキャクほこの4種の読み方が存在する。

意味

ほこ/横に突き出た刃のあるほこ

戟【げき】
[中国語]ji

  • [歴]古代中国の武器の一種。
    戈(ge)(カ)と矛(mao)(ホコ)を組み合せたもので、突くことと引っ掛けることができる。
    主に青銅製で、漢代には鉄製となる。
    「ほこやり(矛槍)」とも呼ぶ。
  • 西洋:参照はるばーど(ハルバード)三叉戟(sanchaji):とらいでんと(トライデント)
  • 熟語

    戟【げき】

    [中国語]ji

    [歴]古代中国の武器の一種。
    戈(ge)(カ)と矛(mao)(ホコ)を組み合せたもので、突くことと引っ掛けることができる。
    主に青銅製で、漢代には鉄製となる。

    戈/戟【ほこ】

    [軍]長い柄(エ)に両刃(リョウバ)の剣(ケン)を直角に付けた、鳶口(トビグチ)に似た武器。
    敵を引っ掛けたり、突き刺したりする。ほこ(矛、鉾、戈、鋒、戟)。

    三叉戟【さんさげき】

    [中国語]sanchaji、[英語]Trident

    [神][ロ神]とらいでんと(トライデント)

    矛/鉾/戈/鋒/戟【ほこ】

    [軍]長い柄(エ)に両刃(リョウバ)の剣(ケン)を付けた、槍(ヤリ)に似た武器。さらに枝を付けたものもある。
    敵を突き刺すほか、儀式・祭祀(サイシ)などにも用いる。

    文字コード

    「戟」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

    「戟」の文字コード一覧
    Unicode 1 U+621F
    JISX0213 1-23-65
    戸籍統一文字番号 2 130790
    住基ネット統一文字 J+621F

    文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

    検字番号

    検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

    「戟」の検字番号一覧
    書籍 出版社 検字番号
    角川大字源3 角川書店 3178
    新大字典4 講談社 5314
    新潮日本語漢字辞典5 新潮社 3855
    大漢和辞典6 7 大修館書店 11606
    大漢語林8 大修館書店 3746

    辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

    まとめ

    「戟」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

    「戟」についての総括
    1. 戟の画数 :12画
    2. 戟の部首 : 戈
    3. 戟の読み方:ゲキ・ケキ・キャク・ほこ
    4. 戟の意味 :ほこ/横に突き出た刃のあるほこ
    以上で「戟」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

    ウサタロー

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