「扠」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

扠とは、刺す／はさみとる／やす／魚を突いて捕らえる漁具／さて／ところでなどの意味をもつ漢字。6画の画数をもち、手部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『扠』の字には少なくとも、扠テ・扠タイ・扠セ・扠シャ・扠サイ・扠サ・扠やす・扠るはさみとる・扠さて・扠すさすの10種の読み方が存在する。

刺す／はさみとる／やす／魚を突いて捕らえる漁具／さて／ところで

[Romaji]sasu

[建]小屋組(コヤグミ)で、棟木(ムナギ)などを支えるために合掌形(ガッショウケイ)(山形)に組んだ部材。
民家の屋根や社寺建築の妻飾りなどに用いられる。さすざお(扠首竿)、さすづか(扠首束)、いのこさす(豕扠首、猪子扠首)、こやづか(小屋束)。

[Romaji]sasuzuka／sazu-zuka

[建]山形に組んだ扠首の斜め材(扠首竿<ザオ>)の交差部を下から垂直に支えている束柱。
「化粧束」とも呼ぶ。さす(扠首)、さすざお(扠首竿)、こやづか(小屋束)。

[Romaji]sasuzao／sasu-zao

[建]扠首を構成する斜め材。さす(扠首)、さすづか(扠首束)。
。

[Romaji]inokosasu／inoko-sasu

[建]妻飾りの一種。
山形に組んだ扠首竿の中間に扠首束を立てたもの。
社寺建築などに用いる。

「扠」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。