抱とは、かかえる/召しかかえる/だく/いだく/つつむ/思うなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、手部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 抱 | |
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読み | 音読み | ホウ |
訓読み | いだ(く) かか(える) だ(く) |
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部首 | 手部 | |
画数 | 総画数 | 8画 |
部首内画数 | 手部5画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検4級 | |
日本語能力検定 | JLPT N3 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『抱』の字には少なくとも、抱・ 抱く・ 抱える・ 抱くの4種の読み方が存在する。
意味
かかえる/召しかかえる/だく/いだく/つつむ/思う
熟語
四字熟語
「抱」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
抱関撃柝 |
石抱き【いしだき】
[歴]江戸時代の拷問(ゴウモン)の一つ。
算盤(ソロバン)と呼ぶ台の上に三角稜のタキギ(薪)を並べて、容疑者をその上に正座させ、膝(ヒザ)の上に重い石板を載せて自白(ジハク)を迫(セマ)るもの。白状しない場合は石板の数を増やしていく。
抱き枕【だきまくら】
[英語]bodypillow
トウ(籐)や竹で編んだ細長い枕。
夏、胸部・腹部に風が通るように、両手で抱きかかえ、片足をのせて使用する。
東南アジアで多く使用されている。
子抱富士【こだきふじ】
[Romaji]KodakiFuji
[地]富士五湖の一つ精進湖(ショウジコ)から見た富士山。しょうじこ(精進湖)。。
石抱かせ【いしだかせ】
[歴]いしだき(石抱き)
。
抱き籠/抱籠【だきかご】
ちくふじん(竹夫人)
。
文字コード
「抱」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+62B1 |
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JISX0213 | 1-42-90 |
戸籍統一文字番号 2 | 134120 |
住基ネット統一文字 | J+62B1 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 3303 |
新大字典4 | 講談社 | 5462 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 3995 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 11917’ |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3924 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「抱」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「抱」についての総括
- 抱の画数 :8画
- 抱の部首 : 手
- 抱の読み方:ホウ・だく・かかえる・いだく
- 抱の意味 :かかえる/召しかかえる/だく/いだく/つつむ/思う
以上で「抱」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
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