異体字「抜」については「抜(漢字)」をご覧ください。
拔とは、ぬく/引いて取り出すなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、手部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 拔 | |
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読み | 音読み | ハツ ハイ バイ ボチ ヘチ ヘツ バツ バチ |
訓読み | ぬ(かす) ぬ(かる) ぬ(く) ぬ(ける) |
|
部首 | 手部 | |
画数 | 総画数 | 8画 |
部首内画数 | 手部5画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級・漢検準1級 |
字体 | 抜 |
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画数 | 7画 |
Unicode | U+629C |
JISX0213 | 1-40-20 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『拔』の字には少なくとも、拔・ 拔・ 拔・ 拔・ 拔・ 拔・ 拔・ 拔・ 拔ける・ 拔く・ 拔かる・ 拔かすの12種の読み方が存在する。
意味
- ぬく。引いて取り出す。対義語:刺「拔剣・拔糸・拔歯・拔刀・拔本・不拔」
- 多くの中から選びだす。「拔粋・拔擢(ばってき)・簡拔・選拔」
- ぬきん出る。高く突き出る。人並み優れる。際だって傑れる。「拔群・海拔・奇拔・警拔・秀拔・聳拔(しょうばつ)・卓拔」
文字コード
「拔」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+62D4 |
---|---|
JISX0213 | 1-57-22 |
戸籍統一文字番号 2 | 134490 |
住基ネット統一文字 | J+62D4 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 3293 |
新大字典4 | 講談社 | 5495 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 3943 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 11959 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3867 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「拔」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「拔」についての総括
- 拔の画数 :8画
- 拔の部首 : 手
- 拔の読み方:ボチ・ヘツ・ヘチ・バツ・バチ・バイ・ハツ・ハイ・ぬける・ぬく・ぬかる・ぬかす
- 拔の意味 :ぬく/引いて取り出す
以上で「拔」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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