捏とは、こねる/土を手でこねる/こじつけるなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、手部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 捏 | |
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読み | 音読み | デツ ネツ ネチ |
訓読み | こ(ねる) つく(ねる) |
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部首 | 手部 | |
画数 | 総画数 | 10画 |
部首内画数 | 手部7画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『捏』の字には少なくとも、捏・ 捏・ 捏・ 捏ねる・ 捏ねるの5種の読み方が存在する。
意味
こねる/土を手でこねる/こじつける
熟語
捏ね【つくね】
捏(ツク)ねること、手で捏(コ)ねて丸めること。
[料]魚のすり身や鳥の挽肉(ヒキニク)などにみじん切りの玉ネギなどを加え、つなぎに卵や片栗粉などを使い、手で好みの大きさに丸めたもの。つみれ(摘入、抓入)、くぬーでる(クヌーデル)。
ツクネイモ/捏ね芋/仏掌薯【つくねいも】
[農]ナガイモの栽培品種の一つ。
単に「ツクネ(捏ね)」とも、「ツクイモ(仏掌薯)」、「コブシイモ(拳芋)」、「イチョウイモ(銀杏芋)」とも呼ぶ。
秋の季語。
でっち上げ/捏っち上げ/捏ち上げ【でっちあげ】
実際にないことを、あるように作りあげること。捏造(ネツゾウ)すること。また、その事柄。
文字コード
「捏」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+634F |
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JISX0213 | 1-57-52 |
戸籍統一文字番号 2 | 136490 |
住基ネット統一文字 | J+634F |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 3372 |
新大字典4 | 講談社 | 5589 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 4082 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 12149 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3992 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「捏」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「捏」についての総括
- 捏の画数 :10画
- 捏の部首 : 手
- 捏の読み方:ネツ・ネチ・デツ・つくねる・こねる
- 捏の意味 :こねる/土を手でこねる/こじつける
以上で「捏」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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