撒とは、まく/まき散らすなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、手部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 撒 | |
---|---|---|
読み | 音読み | サン サツ |
訓読み | ま(く) | |
部首 | 手部 | |
画数 | 総画数 | 15画 |
部首内画数 | 手部12画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『撒』の字には少なくとも、撒・ 撒・ 撒くの3種の読み方が存在する。
意味
まく/まき散らす
熟語
ミサ/弥撒【みさ】
[羅]missa
[宗]ローマ・カトリック教会で聖体と聖血を神に奉献する儀式。ミサ聖祭。。
サニ/撒尼【さに】
[中国語]Sani(撒尼)
さにぞく(サニ族、撒尼族)
。
サニ族/撒尼族【さにぞく】
[中国語]Sanizu(撒尼族)
中国の少数民族、イ族(彝族
いぞく(彝族、イ族)
。
サルサ/撒爾沙/撒児沙【さるさ】
[羅]sarsa、[学名]Smilaxmedica
[植]ユリ目(Liliales)ユリ科(Liliaceae)シオデ属(サルトリイバラ属)(Smilax)の落葉低木。アメリカ原産。茎は蔓(ツル)性で、強くしなやかで稜がある。
サマルカンド/撒馬児干【さまるかんど】
Samarkand、[英語]Samarqand
ウズベキスタン共和国東部、サマルカンド州(SamarkandWiloyati)南東部にある州都。
13世紀、ホラズム朝イスラム帝国の首都。
14~15世紀、チムール帝国の首都。
文字コード
「撒」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6492 |
---|---|
JISX0213 | 1-27-21 |
戸籍統一文字番号 2 | 142540 |
住基ネット統一文字 | J+6492 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 3546 |
新大字典4 | 講談社 | 5877 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 4288 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 12697 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 4181 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「撒」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「撒」についての総括
- 撒の画数 :15画
- 撒の部首 : 手
- 撒の読み方:サン・サツ・まく
- 撒の意味 :まく/まき散らす
以上で「撒」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。