「撓」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、みだす/みだれる/たわめる/たわむなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、手部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「撓」
字体
読み 音読み ドウ
トウ
ニョウ
コウ
ジョウ
キョウ
訓読み いた(める)
くじ(ける)
しおり
しな()
しわ()
(める)
たわ()
たわ(める)
みだ(れる)
部首 手部
画数 総画数 15画
部首内画数 手部12画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級

書き方・読み方

書き方

撓_書き方
撓の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ニョウドウトウジョウコウキョウ撓れるみだれる撓めるたわめる撓むたわむ撓めるためる撓るしわる撓うしなうしおり撓けるくじける撓めるいためるの15種の読み方が存在する。

意味

みだす/みだれる/たわめる/たわむ

撓【たおり《たをり》】
  • [地]山の尾根が低くたわんでいるところ。峠(トウゲ)・鞍部(アンブ)。
    「たお」、「たわ(撓)」とも呼ぶ。とうきょく(撓曲)。
  • 「撓」は「たわわ」とも読む。
  • 撓【たお《たを》】
  • 「たおり(撓)」の約。
    たおり(撓)
  • 熟語

    四字熟語

    「撓」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

    「撓」が入る四字熟語
    独立不撓どくりつふとう 百折不撓ひゃくせつふとう 不撓不屈ふとうふくつ

    撓【たお】

    「たおり(撓)」の約。
    たおり(撓)

    撓【たおり】

    [地]山の尾根が低くたわんでいるところ。峠(トウゲ)・鞍部(アンブ)。
    「たお」、「たわ(撓)」とも呼ぶ。

    撓曲【とうきょく】

    どうきょく(撓曲)
    [地]([英語]flexure)活断層の一種。地中で上下に変位した断層により、地表がたわんで段差になっている現象。
    「フレクチャー」とも呼ぶ。

    撓曲【どうきょく】

    [中国語]naoqu

    [漢]撓(タ)め曲(マ)げること。ふとう(不撓)。

    旭山撓曲【あさひやまとうきょく】

    [Romaji]AsahiyamaTokyoku

    [地]宮城県中東部にある撓曲(活断層の一種)。
    桃生郡(モノウグン)の鳴瀬町(ナルセチョウ)~矢本町(ヤモトチョウ)~河南町(カナンチョウ)の南北約8キロメートル。とうきょく(撓曲)。

    文字コード

    「撓」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

    「撓」の文字コード一覧
    Unicode 1 U+6493
    JISX0213 1-57-90
    戸籍統一文字番号 2 142550
    住基ネット統一文字 J+6493

    文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

    検字番号

    検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

    「撓」の検字番号一覧
    書籍 出版社 検字番号
    角川大字源3 角川書店 3562
    新大字典4 講談社 5878
    新潮日本語漢字辞典5 新潮社 4300
    大漢和辞典6 7 大修館書店 12698
    大漢語林8 大修館書店 4198

    辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

    まとめ

    「撓」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

    「撓」についての総括
    1. 撓の画数 :15画
    2. 撓の部首 : 手
    3. 撓の読み方:ニョウ・ドウ・トウ・ジョウ・コウ・キョウ・みだれる・たわめる・たわむ・ためる・しわる・しなう・しおり・くじける・いためる
    4. 撓の意味 :みだす/みだれる/たわめる/たわむ
    以上で「撓」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

    ウサタロー

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