「斯」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、かく/このように/これ/このなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、斤部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「斯」
字体
読み 音読み
訓読み (かる)
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これ
部首 斤部
画数 総画数 12画
部首内画数 斤部8画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級

書き方・読み方

書き方

斯_書き方
斯の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、これ斯のこの斯くかく斯かるかかるの6種の読み方が存在する。

意味

かく/このように/これ/この

熟語

李斯【りし】

[中国語]LiSi

[人]古代中国、秦(qin)の宰相(?~BC.210)。楚(Chu)(ソ)の上蔡(Shangcai)の人。
BC.213,始皇帝(ShiHuangdi)に焚書坑儒を建議する。

斯波【しば】

[Romaji]Shiba

[歴]室町幕府の三管領の一つ。さんかんれい(三管領)。

斯廬【しろ】

[Romaji]Shiro

[歴]4世紀ころ、朝鮮半島南西部にあった辰韓(Chinhan)(シンカン)12国の一部族国家。
356年:辰韓12国を統一し新羅(Sinra)(シラギ)となる。しらぎ(新羅)。

斯文【しぶん】

この方面の学問。
『論語』「子罕編」から。
特に、儒家の学問・儒教・儒学。

波斯寺【はしじ】

[中国語]bosisi

[歴]中国、唐代の景教(キリスト教ネストリウス派)寺院をさす大秦寺の旧称。たいしんじ(大秦寺)。
[歴]波斯(ササン朝ペルシア)から中国に伝来したマニ教の寺院。

文字コード

「斯」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「斯」の文字コード一覧
Unicode 1 U+65AF
JISX0213 1-27-59
戸籍統一文字番号 2 152030
住基ネット統一文字 J+65AF

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「斯」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 3754
新大字典4 講談社 6278
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 4473
大漢和辞典6 7 大修館書店 13563
大漢語林8 大修館書店 4365

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「斯」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「斯」についての総括
  1. 斯の画数 :12画
  2. 斯の部首 : 斤
  3. 斯の読み方:ソ・シ・これ・この・かく・かかる
  4. 斯の意味 :かく/このように/これ/この
以上で「斯」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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