「松」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「枩」については「枩(漢字)」をご覧ください。

とは、まつ/マツ科の常緑高木などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、木部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

漢字「松」
字体
読み 音読み ショウ
《外》ジュ
訓読み まつ
部首 木部
画数 総画数 8画
部首内画数 木部4画
国語施策 教育漢字・常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検7級
日本語能力検定 JLPT N1
異体字「枩」
字体
画数 8画
Unicode U+67A9
JISX0213 1-59-32

書き方・読み方

書き方

松_書き方
松の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ジュショウまつの3種の読み方が存在する。

意味

  1. まつ。マツの常緑高木。「赤松(あかまつ)・老松(おいまつ)・青松(せいしょう)・松韻(しょういん)・松柏(しょうはく)・松籟(しょうらい)・松露(しょうろ)・松明(たいまつ)」

熟語

四字熟語

「松」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。

「松」が入る四字熟語
歳寒松柏さいかんしょうはく 松柏之操しょうはくのみさお 雪中松柏せちゅうしょうはく
白砂青松はくさせいしょう

松屋【まつや】

[経]東京都台東区浅草にあるターミナル・デパート。
東武伊勢崎線のターミナル駅(浅草駅)でもある。1931年(昭和6年)屋上遊園地を開園(日本初)。

松葉【まつば】

マツ(松)の木の葉。
針のように細い2本の葉が根元でくっついている。
紋所の名。

小松【こまつ】

[Romaji]Komatsu

こまつし(小松市)
[古]こまつちょう(小松町)

松阪【まつさか】

[Romaji]Matsusaka

まつさかし(松阪市)
[交]まつさかえき(松阪駅)

マツ/松【まつ】

[英語]pine(パイン)

[植]マツ目(Pinales)マツ科(Pinaceae)の針葉樹の総称。
古くは「翁草(オキナグサ)」とも呼ばれた。
福井県・愛媛県の県木はマツ。

文字コード

「松」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「松」の文字コード一覧
Unicode 1 U+677E
JISX0213 1-30-30
戸籍統一文字番号 2 163500
住基ネット統一文字 J+677E

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「松」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 4068
新大字典4 講談社 6787
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 4874
大漢和辞典6 7 大修館書店
大漢語林8 大修館書店

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
1989年(平成元年)
学年別漢字配当表(平成元年)に掲載
平成4年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表
9」に
第4学年の配当漢字として公示される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表10」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第4学年の配当漢字として公示される。

まとめ

「松」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「松」についての総括
  1. 松の画数 :8画
  2. 松の部首 : 木
  3. 松の読み方:ジュ・ショウ・まつ
  4. 松の意味 :まつ/マツ科の常緑高木
以上で「松」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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