「準」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「凖」については「凖(漢字)」をご覧ください。

とは、みずもり/平らにする/水平を計る/またその道具などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、水部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

漢字「準」
字体
読み 音読み ジュン
《外》セチ
《外》シュン
《外》セツ
《外》スイ
訓読み 《外》なぞら(える)
部首 水部
画数 総画数 13画
部首内画数 水部10画
国語施策 教育漢字・常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検6級
日本語能力検定 JLPT N2
異体字「凖」
字体
画数 12画
Unicode U+51D6
JISX0213 1-50-37

書き方・読み方

書き方

準_書き方
準の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、セツセチスイジュンシュン準えるなぞらえるの6種の読み方が存在する。

意味

  1. みずもり。らにする。水平をる。またその道具。「準縄(じゅんじょう)・平準・水準」
  2. なぞらえる。る。「準拠・準則・準備・準用」
  3. めやす。物事をはかる尺度。法則。「準則・基準・規準・照準・標準」
  4. 正位に。「準急・準星・準決勝・準社員・準惑星」
  5. 。鼻柱。鼻筋。「隆準(りゅうせつ)」

熟語

準星【じゅんせい】

[天]くえーさー(クエーサー)

準学士【じゅんがくし】

[教]短期大学・高等専門学校の卒業生に授与される学位・称号。1991年(平成3年)改正学校教育法で定められる。

水準点【すいじゅんてん】

[地]地形などの高さを測定する基準とする標識。
全国の主要な道路沿いに約2キロメートル間隔で設置され、金属製や花崗岩の水準標石を埋設している。
国土地理院により水準原点からの高低差が精密に測定され、各地の高さの基準にされている。

準看護師【じゅんかんごし】

[医]医師または看護師の指示を受けて診療の補助などを行う資格。
中学卒業後二年以上の専門教育を受け、准看護師試験に合格した者に与えられる都道府県資格。
旧称は「准看護婦」、略称は「準看」。

国策の基準【こくさくのきじゅん】

[歴]1936年(昭和11年)8月7日五相会議、『国策の基準』を策定。
中国・東南アジアの資源確保の方針を決める。

文字コード

「準」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「準」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6E96
JISX0213 1-29-64
戸籍統一文字番号 2 202440
住基ネット統一文字 J+6E96

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「準」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 5162
新大字典4 講談社 8701
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 6274
大漢和辞典6 7 大修館書店 17934
大漢語林8 大修館書店 6190

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
1989年(平成元年)
学年別漢字配当表(平成元年)に掲載
平成4年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表
9」に
第5学年の配当漢字として公示される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表10」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。

まとめ

「準」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「準」についての総括
  1. 準の画数 :13画
  2. 準の部首 : 水
  3. 準の読み方:セツ・セチ・スイ・ジュン・シュン・なぞらえる
  4. 準の意味 :みずもり/平らにする/水平を計る/またその道具
以上で「準」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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