「次」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

次とは、つぐ／つぎ／二番目／二番目の位などの意味をもつ漢字。6画の画数をもち、欠部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『次』の字には少なくとも、次ジ・ 次シ・ 次るやどる・ 次つぎ・ 次ずついず・ 次ぐつぐの6種の読み方が存在する。

意味

1. つぐ。つぎ。二番目。二番目の位。「次位・次官・次子・次女・次男・次席・次善・次点」
2. ついず。ついで。順序。位や級を付ける。「次序・次元・日次・週次・月次・年次・歳次・式次・順次・序次・席次・漸次(ぜんじ)・逐次・途次・編次・目次(もくじ)・次第(しだい)」
3. 回数や度数などを数える語。回。「二次会・今次(こんじ)・両次・屢次(るじ)・二次方程式・第二次世界大戦」
4. やどる。旅で泊まる宿。宿場。「宿次・途次・路次・東海道五十三次・路次手形」
5. 《化学》酸素原子が２つ少ない酸。亜よりさらに低く「次亜」として用いる。「次亜塩素酸・次亜燐酸(じありんさん)」

熟語

四字熟語

「次」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

路次【ろじ】

[Romaji]roji

ある所へ行く道の途中・通り道・道すがら。途次(トジ)・道中(ドウチュウ)。
中国語：路次(luci)。

次星【じせい】

[天]べーたせい(β星、ベータ星)
。

次鋒【じほう】

[運]剣道・柔道などの団体戦で、先鋒(センポウ)に次いで出場する選手。
先鋒・次鋒・中堅(チュウケン)・副将・大将の順。
「鋒」は「ほこ(矛)」とも読む。

木次【きすき】

[Romaji]Kisuki

弥次喜多【やじきた】

楽しい漫遊旅行。
「弥次喜多道中(ドウチュウ)」とも呼ぶ。
好一対の滑稽者。

文字コード

「次」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「次」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。