「級」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

級とは、しな／くらい／順序／段階／程度などの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、糸部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『級』の字には少なくとも、級キュウ・ 級しな・ 級くびの3種の読み方が存在する。

意味

1. しな。くらい。順序。段階。程度。「級差・級数・階級・等級・上級・中級・超級・低級・特級・初級・進級・弩級」
2. 組み分けされたクラス。グループ。学年。組。「学級・原級・同級・級長・級友」
3. くび。合戦で討ち取った敵将の首。「首級」
4. 階段。階段を数える語。類義語：段「石階十二級」

級の用法：分類階級(生物)

分類階級(生物)【ぶんるいかいきゅう】とは、生物学における分類体系の一説。全生物を階級で分類する。より細かく分類する際には階層間に別の補助階層を配する。上位の補助階層として「大」「上」、下位の補助階層として「亜」「下」「小」が存在する。

級の用法：階級(軍隊)

階級(軍隊)【かいきゅう】とは、軍事組織における指揮系統の格付け順位。一部の階級は名誉・功績で授与されるため、厳密な指揮系統ではないことがある。各国の軍によって階級区分の有無や役割が異なる。

熟語

更級郡【さらしなぐん】

[Romaji]SarashinaGun

更科／更級【さらしな】

[Romaji]Sarashina

長野県の中北部、千曲市(チクマシ)と長野市南部の旧更級郡(サラシナグン)一帯の地域名。
蕎麦(ソバ)の産地。
また、姨捨山(オバステヤマ)伝説や田毎(タゴト)の月で知られる。

弩級【どきゅう】

[英語]Dreadnoughtclass

バンタム級【ばんたむきゅう】

[英語]bantamweight

斬級【ざんきゅう】

戦場で敵と戦って、敵の首を取ること。
戦場で討ち取った首。斬首(ザンシュ)。

文字コード

「級」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「級」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。