組とは、くみひも/冠や印を結んだ紐などの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、糸部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 組 | |
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読み | 音読み | ソ 《外》ショ |
訓読み | く(む) くみ 《外》くみひも |
|
部首 | 糸部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 糸部5画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検9級 | |
日本語能力検定 | JLPT N3 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『組』の字には少なくとも、組・ 組・ 組・ 組・ 組むの5種の読み方が存在する。
意味
熟語
小組【こぐみ】
[印]新聞で、植字工が活字を拾い個々の記事の組版をする作業。
⇔おおぐみ(大組)
。
組織【そしき】
秩序をもって組み立てること・仕組み。
秩序をもって組み立てられたもの・仕組み。
織物で、経糸(タテイト)と緯糸(ヨコイト)とを組み合せること。
信組【しんそ】
[俗][経]信用協同組合(信用組合)の略称。
しんようきょうどうくみあい(信用協同組合)
。
信組【しんくみ】
[俗][経]信用協同組合(信用組合)の略称。
しんようきょうどうくみあい(信用協同組合)
。
鞘組【さやぐみ】
[Romaji]sayagumi/saya-gumi
[建]屋根の上に重ねて載(ノ)せた二重屋根。また、その構造・工法。土蔵・石蔵などの塗り込めた屋根の上に猫石(ネコイシ)を据(ス)え、さらにその上に合掌組(ガッショウグミ)した屋根を葺(フ)いたもの。
文字コード
「組」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7D44 |
---|---|
JISX0213 | 1-33-40 |
戸籍統一文字番号 2 | 305850 |
住基ネット統一文字 | J+7D44 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 7325 |
新大字典4 | 講談社 | 12175 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 8910 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 27374 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 8615 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第2学年の配当漢字として公示される。
第2学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第2学年の配当漢字として公示される。
第2学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第2学年の配当漢字として公示される。
第2学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「組」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「組」についての総括
- 組の画数 :11画
- 組の部首 : 糸
- 組の読み方:ソ・ショ・くみひも・くみ・くむ
- 組の意味 :くみひも/冠や印を結んだ紐
以上で「組」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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