「下」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ


とは、位や地位、身分が他より低い/卑しいものなどの意味をもつ漢字である。日本では教育漢字および常用漢字に指定されている。一を部首にもつ漢字のひとつに数えられ、3画の画数を有する。

漢字「下」
字体
分類教育漢字,常用漢字
部首一【いち】
画数総画数3画
部首内画数一部2画
読み音読み

訓読み(りる)
(ろす)
くだ(さる)
くだ()
くだ()
(がる)
(げる)
した
しも
《中》もと
JIS漢字水準JIS第1水準
漢字検定漢検10級
日本語能力検定JLPT N5
学習レベル小学校1年生修了程度

意味

意味と用例

  1. や地位、身分がよりい。しいもの。対義語:
    • カ。「下位・下級・下弦・下士・下情・下層・下婢(かひ)・下風・下方・下流・以下・机下・山下・天下・眼下・階下・城下・地下・廊下・形而下(けいじか)」
    • ゲ。「下作・下策・下司(げす)・下衆(げす)・下種(げす)・下女・下男・下人・下郎・凡下」
  2. 価値がない。がない。
    • ゲ。「下等・下品・下劣」
  3. くだる。くだす。さげる。りる。とす。
    • カ。「下降・下筆・下付・下命・下問・却下・沈下・滴下・投下・放下・落下」
  4. から影響をける地位・。もと。すそ。
    • カ。「管下・麾下(きか)・県下・言下(げんか)・時下・膝下(しっか)・都下・灯下・配下・府下・部下・目下・門下・支配下」
  5. れない。れる。
    • カ。「意識下・水面下」
  6. 時間・順序・物事でれるつまたはつあるうちの最後。類義語:
    • カ。「下記」
    • ゲ。「下巻・下旬・下編」
  7. 中央から地方へゆく。官庁などから民間へる。く。
    • カ。「西下(さいか)・南下」
    • ゲ。「下向(げこう)・下野(げや)」
  8. おろす。りおろす。類義語:
    • お。「大根下ろし・山葵下ろし・大蒜下ろし」
  9. える敬称。
    • カ。「閣下・貴下・猊下(げいか)・殿下・陛下」
  10. 邦楽で音高/調子の。類義語:
    • めり。める。「上下(かるめる)」

英語翻訳(English translation)

  1. below
  2. down
  3. descend
  4. give
  5. low
  6. inferior

書き方と読み方

下の書き方

下_書き方
下の書き順【筆順】

下の読み方

もとしもした下げるさげる下がるさがる下るくだる下すくだす下さるくださる下ろすおろす下りるおりる

部首と構成

部首

一部(いちぶ)

下の部首はであり、一を部首にもつ漢字の集まりを一部という。一部には「数字の一、始まり、単位の基準」という意がある。

一部における「下」

下の漢字は、一の画数+2画で構成されるため、一部2画の漢字と表現される。

熟語

下を含む四字熟語

「下」の漢字を語中にもつ四字熟語18種を表にまとめる。

「下」が入る四字熟語
上意下達じょういかたつ下学上達かがくじょうたつ夏下冬上かかとうじょう
瓜田李下かでんりか脚下照顧きゃっかしょうこ急転直下きゅうてんちょっか
月下推敲げっかすいこう月下老人げっかろうじん上下一心しょうかいっしん
上下天光しょうかてんこう上行下効じょうこうかこう臍下丹田せいかたんでん
対症下薬たいしょうかやく天下一品てんかいっぴん天下太平てんかたいへい
天下泰平てんかたいへい天下無敵てんかむてき百下百全ひゃっかひゃくぜん

熟語・関連語句

一般的な国語辞典などに記載されている「下」の字が含まれる熟語を以下に列記する。

下駄【げた】

  • [服]木製の履物(ハキモノ)の一種。
    木の台(板)の下面に二枚の歯を付け、前と左右に穴を開けて鼻緒(ハナオ)をすげ、その鼻緒を足の第一指(親指)と第二指の間にはさみ入れて履(ハ)くもの。
    差歯(サシバ)のほかに、一つの木材から歯の付いた状態に刳(ク)り抜くこと(連歯、刳歯)もある。また、一本歯や三枚歯、歯のないのものもある。はなお(鼻緒)、つまかわ(爪皮、爪革)。
  • 差し下駄:さしげた(差し下駄、差下駄)高下駄:たかげた(高下駄)朴歯下駄:ほおばげた(朴歯下駄)助六下駄:すけろくげた(助六下駄)日和下駄:ひよりげた(日和下駄)利久下駄:りきゅうげた(利休下駄、利久下駄)露卯の下駄:ろぼうのげた(露卯の下駄)陰卯の下駄:いんぼうのげた(陰卯の下駄)連歯下駄:れんしげた(連歯下駄)駒下駄/馬下駄:こまげた(駒下駄)堂島下駄:どうじまげた(堂島下駄)神戸下駄:こうべげた(神戸下駄)薩摩下駄/書生下駄:さつまげた(薩摩下駄)御免下駄:ごめんげた(御免下駄)日光下駄:にっこうげた(日光下駄)右近:うこん(右近)東下駄:あずまげた(東下駄)小町下駄:こまちげた(小町下駄)後丸下駄:あとまるげた(後丸下駄)後歯下駄:あとばげた(後歯下駄)引付下駄:ひきつけげた(引き付け下駄、引付け下駄、引付下駄)庭下駄:にわげた(庭下駄)露地下駄:ろじげた(露地下駄、路地下駄)雪下駄:ゆきげた(雪下駄)箱下駄:はこげた(箱下駄)滑り下駄:すべりげた(滑り下駄、辷り下駄)下駄スケート:げたすけーと(下駄スケート)竹下駄:たけげた(竹下駄)一本歯:いっぽんば(一本歯)三枚歯:参照どうちゅうげた(道中下駄)田下駄:たげた(田下駄)浜下駄:はまげた(浜下駄)海苔下駄:のりげた(海苔下駄)山下駄/地下駄:やまげた(山下駄)
  • 子供の遊びの天気占いにも使用する。
    下駄をつっかけた足を振り上げ、飛んで落ちた下駄が上向きなら「晴れ」、横向きなら「曇り」、裏返ったら「雨振り」とする。
    修理:参照でいでい(でいでい)俳句:雪の朝/二の字二の字の/下駄の跡:捨女(ステジョ)六歳に詠(ヨ)んだ句。
  • [印]ふせじ(伏せ字、伏字)
  • (転じて)実際より高くまたは多く見させるための物。
  • 下駄をはかせる
  • [食]握り寿司をのせる足のある木製の板。

下敷き/下敷【したじき】

  • 物の下に敷くもの。
  • 毛筆で書くとき、紙が滑らないように紙の下に敷く布。
    習字に用いるものは緑色のフェルト製で、黒で字配り用の方眼が印刷されているものが多い。
  • 鉛筆・ペールペン・ペンなどの硬筆で書くとき、紙がくぼんで破れないように下に敷く堅く薄い板。
    塩化ビニール(塩ビ)製など。
  • 塩化ビニール製の下敷きは、脇の下などにはさんで前後に擦(コス)ると簡単に静電気が発生する。
    静電気を帯びた下敷きは、紙の小片や髪の毛などを引き付ける。
  • 手本としたもの。創作や学説などのよりどころとしてもの。
  • 習字で、先生などの書いた手本を下に敷いて、薄く見える字をなぞって練習することから。
  • 物の下に敷かれること。
  • 土砂崩れの下敷きになる。

検索手法

文字コード

「下」の漢字を電子計算機上で取り扱うため、複数の文字規格が策定されている。各規格において固有の識別コード《文字コード》が「下」の字に割り当てられる1

「下」の文字コード一覧
Unicode / UCS 2U+4E0B
JISX0213 1-18-28
戸籍統一文字番号 3000150
住基ネット統一文字J+4E0B

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「下」の検字番号一覧
書籍出版社検字番号
角川大字源4角川書店4
新大字典5講談社13
新潮日本語漢字辞典6新潮社7
大漢和辞典7 8大修館書店14
大漢語林9大修館書店8

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検事番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「下」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「下」についての総括
  1. 下の画数 :3画
  2. 下の部首 : 一
  3. 下の読み方:ゲ,カ,もと,しも,した,さげる,さがる,くだる,くだす,くださる,おろす,おりる
  4. 下の意味 :位や地位、身分が他より低い/卑しいもの
以上で「下」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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