「域」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

域とは、さかい／ところ／区切られた土地、地方などの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、土部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『域』の字には少なくとも、域ヨク・ 域イク・ 域イキ・ 域ところ・ 域さかいの5種の読み方が存在する。

意味

1. さかい。ところ。区切られた土地、地方。「域内・海域・区域・空域・圏域・神域・水域・聖域・全域・地域・領域」
2. 特定の国、領土、国土。「異域・西域」
3. ある広さ。範囲。「音域・芸域・始域・終域・値域・定義域・職域」
4. 《生物学》生物の分類階層の一つ。ドメイン。領域。帝。

域の用法：分類階級(生物)

分類階級(生物)【ぶんるいかいきゅう】とは、生物学における分類体系の一説。全生物を階級で分類する。より細かく分類する際には階層間に別の補助階層を配する。上位の補助階層として「大」「上」、下位の補助階層として「亜」「下」「小」が存在する。

熟語

塋域【えいいき】

ふんえい(墳塋)
。

西域【さいいき】

[中国語]Xiyu

せいいき(西域)
。

西域【せいいき】

[中国語]Xiyu

中国人が古くから西方地域のオアシス諸国を総称して呼ぶ地域名。
その範囲は時代により広狭さまざまで一定しないが、大体トルキスタン(現在の新疆<シンキョウ>ウイグル自治区)を中心とした地域を指した。狭義には中国の勢力が及んだ地域で、広義には中央アジアからペルシア・小アジア・シリア・インド・チベットさらにエジプトまでを含めることもある。

西域記【せいいきき】

[中国語]XiyuJi

西域記【さいいきき】

[中国語]XiyuJi

文字コード

「域」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「域」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。