「小」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

小とは、ちいさい／規模や形がちいさい／長さが短いなどの意味をもつ漢字。3画の画数をもち、小部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校1年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『小』の字には少なくとも、小ショウ・ 小さいちいさい・ 小さ・ 小こ・ 小おの5種の読み方が存在する。

意味

1. ちいさい。規模や形がちいさい。長さが短い。対義語：大
   • ショウ。「小心・小国・小隊・小刀・小児(しょうに)・弱小・縮小・大小・微小・矮小(わいしょう)」
   • こ。「小型(こがた)」　
2. ちいさく似せて作られたもの。
   • ショウ。「小宇宙・小京都」
3. すこし。数や量が少ない。僅か。
   • ショウ。「小異・小量」
   • こ。「小雨(こさめ)・小銭(こぜに)」
4. 若い。力量が劣る。幼い。
   • ショウ。「小児・小子」
5. 取るに足らない。大した事でない。
   • ショウ。「小事・小身・小臣・小市民」
6. 自分や自分に関する謙遜語。
   • ショウ。「小官・小生・小社・小店」
7. 小学生の略称。
   • ショウ。「小二・小四・小六・小卒・小中高」
8. 語調を整えるための接頭語。
   • お。「小川(おがわ)」
   • こ。「小首(こくび)」
   • さ。「小夜(さよ)・小百合(さゆり)」

熟語

四字熟語

「小」の漢字を語中にもつ四字熟語12種を表にまとめる。

小刃【こば】

(ハサミの)表刃(外刃)の刃先。
実際に物を切断する箇所。はさみ(鋏、剪刀)。

小屋【こや】

[建]小さくて粗末(ソマツ)な造りの建物。
[建]仮に立てた小さな建物。
[劇]芝居や見世物などを興行(コウギョウ)する建物。

小島【こじま】

[Romaji]Kojima

小鎌【こがま】

[英語]sickle

小角【こかく】

三寸(約９センチメートル)四方の折敷(オシキ)。
脚の高さは約一寸。
婚礼など正式の膳部に用いる。

文字コード

「小」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「小」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。