「少」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

少とは、すくない／すこし／稀／数や量などが僅かであるなどの意味をもつ漢字。4画の画数をもち、小部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『少』の字には少なくとも、少ショウ・ 少いわかい・ 少まれ・ 少しすこし・ 少ないすくない・ 少くしばらくの6種の読み方が存在する。

意味

1. すくない。すこし。稀。数や量などが僅かである。対義語：多「少額・少憩・少数・少量・過少・希少・僅少(きんしょう)・軽少・少少・多少」
2. しばらく。短い時間。わずかな間。「少頃(しょうけい)・少時」
3. 幼い。年が若い。類義語：小 対義語：老・長「少女・少年・年少・幼少」
4. すくなくする。減らす。「減少」
5. 補佐官。同位の官と比べて低い役職。対義語：大「少尉・少佐・少将・少納言」

熟語

四字熟語

「少」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

少佐【しょうさ】

[軍]軍隊の将校の階級の一つ。
佐官の第三位で、中佐の下位、大尉の上位。
英語：(陸軍)メジャー(major)／(海軍)リューテナントコマンダー(lieutenantcommander)。

八少女【やおとめ】

八人の少女。
皇室神事の際に神饌(シンセン)を献上・奉仕する采女(ウネメ)(女官)。
神社に仕えて、神楽(カグラ)などを舞う八人の少女。

常少女【とこおとめ】

とこしえに変わらず若々しい少女。いつも若々しい女。
。

少彦名神社【すくなびこなじんじゃ】

大阪府大阪市中央区道修町(ドショウマチ)にある神社。
日本の医薬の神の少彦名神と、中国の薬祖神の神農(シンノウ)を祀(マツ)る。
「神農さん」とも呼ぶ。

少講義【しょうこうぎ】

[歴]教導職の等級の一つ。
正と権(ゴン)があり、権中講義の下、正訓導(クンドウ)の上。きょうどうしょく(教導職)。

文字コード

「少」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「少」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。