「櫚」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

櫚とは、花櫚／かりん／バラ科の落葉高木／棕櫚（しゅろ）／ヤシ科の常緑高木などの意味をもつ漢字。19画の画数をもち、木部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

『櫚』の字には少なくとも、櫚ロ・櫚リョ・櫚かりんの3種の読み方が存在する。

花櫚／かりん／バラ科の落葉高木／棕櫚（しゅろ）／ヤシ科の常緑高木

[学名]Trachycarpusfortunei

[植]ヤシ目(Arecales)ヤシ科(Arecaceae)シュロ属(Trachycarpus)の常緑高木。
南九州原産で、各地で広く栽培される。
幹は高さ約６メートル余、円柱状に直立。

[Romaji]shuruboki／shuro-boki

シュロの毛を束ね、青竹の柄(エ)に藤蔓(フジヅル)で結んだ箒。
茶室では外露地の腰掛待合の下座側の柱に掛け、飾り箒とする。ろじぼうき(露地箒)。

[英語]PalmSunday

[宗](キリスト教で)復活祭(イースター)直前の日曜日。聖週間(HolyWeek)の日曜日。
「枝(エダ)の主日」とも呼ぶ。

[学名]Trachycarpuswagnerianus

[植]ヤシ目(Arecales)ヤシ科(Arecaceae)シュロ属(Trachycarpus)の常緑高木。中国大陸南部の原産。
シュロに似て、葉は堅く短いので折れ下がらず、観賞用に栽培。

「櫚」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。