「櫨」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「枦」については「枦(漢字)」をご覧ください。

とは、とがた/ますがた/はぜ/はぜのき/ウルシ科の落葉高木などの意味をもつ漢字。20画の画数をもち、木部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「櫨」
字体
読み 音読み
リョ
訓読み とがた
はぜ
ますがた
部首 木部
画数 総画数 20画
部首内画数 木部16画
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検1級
異体字「枦」
字体
画数 8画
Unicode U+67A6
JISX0213 1-59-37

書き方・読み方

書き方

櫨_書き方
櫨の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、リョますがたはぜとがたの5種の読み方が存在する。

意味

とがた/ますがた/はぜ/はぜのき/ウルシ科の落葉高木

熟語

黄櫨【はじ】

[植]はぜのき(ハゼノキ、黄櫨、櫨)
[服]襲(カサネ)の色目(イロメ)の一つ。
表は赤、裏が黄。一説に、表は黄、裏が萌黄(モエギ)。

ハゼ/黄櫨/櫨【はぜ】

[植]はぜのき(ハゼノキ、黄櫨、櫨)

黄櫨色/櫨色【はじいろ】

[色]黄櫨の樹皮の煎(セン)じ汁で染めた色で、赤みのさした鈍(ニブ)い黄色。はぜのき(ハゼノキ、黄櫨、櫨)。

黄櫨【こうろ】

[植]ハゼノキ(黄櫨)の別称。
はぜのき(ハゼノキ、黄櫨、櫨)
こうろぜん(黄櫨染)

ハゼノキ/黄櫨/櫨【はぜのき】

[学名]Rhussuccedanea

[植]ムクロジ目(Sapindales)ウルシ科(Anacardiaceae)ウルシ属(Rhus)の落葉高木。
秋の紅葉が美しい。果実から木蝋(モクロウ)を作る。

文字コード

「櫨」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「櫨」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6AE8
JISX0213 1-40-07
戸籍統一文字番号 2 179910
住基ネット統一文字 J+6AE8

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「櫨」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 4580
新大字典4 講談社 7642
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 5590
大漢和辞典6 7 大修館書店 15844
大漢語林8 大修館書店 5559

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「櫨」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「櫨」についての総括
  1. 櫨の画数 :20画
  2. 櫨の部首 : 木
  3. 櫨の読み方:ロ・リョ・ますがた・はぜ・とがた
  4. 櫨の意味 :とがた/ますがた/はぜ/はぜのき/ウルシ科の落葉高木
以上で「櫨」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

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