毬とは、いが/まりなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、毛部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 毬 | |
---|---|---|
読み | 音読み | キュウ グ |
訓読み | いが まり |
|
部首 | 毛部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 毛部7画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『毬』の字には少なくとも、毬・ 毬・ 毬・ 毬の4種の読み方が存在する。
意味
いが/まり
熟語
イガ/毬【いが】
[英語]bur
[植]殻斗(カクト)の一種。クリ(栗)などの果実を包む、とげが密生した外皮。いがぐり(毬栗)。
マリモ/毬藻【まりも】
[植]緑藻類シオグサ目(Cladophorales)シオグサ科(Cladophoraceae)の淡水藻の内で、糸状の緑藻で球体を作るものの総称。
北海道の阿寒湖が丸いマリモ(特別天然記念物)の生息地として知られる。あかんこ(阿寒湖)。
松陰嚢/松毬【まつふぐり】
松かさの別称。
まつかさ(松かさ、松笠、松毬)
。
コデマリ/小手毬【こでまり】
[学名]Spiraeacantoniensis
[植]バラ目(Rosales)バラ科(Rosaceae)シモツケ属(Spiraea)の落葉小低木。「スズカケ(鈴懸)」とも呼ぶ。しもつけ(シモツケ、下野)。
松かさ/松笠/松毬【まつかさ】
松の実。
鱗片(リンペン)の内側に種子があり、乾燥すると鱗片が開いて種子が出る。
森林火災などでは内側に種子を保護する。
文字コード
「毬」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6BEC |
---|---|
JISX0213 | 1-61-60 |
戸籍統一文字番号 2 | 190660 |
住基ネット統一文字 | J+6BEC |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 4763 |
新大字典4 | 講談社 | 8092 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 5777 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 16837 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 5730 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「毬」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「毬」についての総括
- 毬の画数 :11画
- 毬の部首 : 毛
- 毬の読み方:グ・キュウ・まり・いが
- 毬の意味 :いが/まり
以上で「毬」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。