「民」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

民とは、たみ／一般の人々／暮らしを送る人／「民意・民営・民家・民間・民権・民衆・民族・民泊・民兵・民法などの意味をもつ漢字。5画の画数をもち、氏部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『民』の字には少なくとも、民ミン・ 民ビン・ 民たみの3種の読み方が存在する。

意味

1. たみ。一般の人々。暮らしを送る人。「民意・民営・民家・民間・民権・民衆・民族・民泊・民兵・民法。民謡・官民・区民・県民・国民・四民・市民・住民・庶民・植民・臣民・人民・選民・村民・町民・都民・島民・道民・難民・農民・府民」
2. 民間の略称。「民活・民放」

民の用法：士農工商

士農工商【しのうこうしょう】とは、江戸時代の日本において存在したとされた身分制度。四民(しみん)とも。1990年代頃の研究により身分制度の説明として適当でないと結論付けられた。

熟語

四字熟語

「民」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。

御民【みたみ】

おおみたから(大御宝、百姓、公民、人民)
。

移民【いみん】

他郷または他国に移り住むこと。いみぐらんと(イミグラント)、むはじーる(ムハジール)。
労働に従事する目的で外国に移り住むこと。

民族【みんぞく】

[英語]nation

寒民【かんみん】

貧しい人。
「寒人(カンジン)」とも呼ぶ。
。

民草【たみぐさ】

たみくさ(民草)
。

文字コード

「民」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「民」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。