沓とは、かさなる/くつなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、曰部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 沓 | |
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読み | 音読み | トウ ドウ |
訓読み | かさ(なる) くつ むさぼ(る) |
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部首 | 曰部 水部 |
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画数 | 総画数 | 8画 |
部首内画数 | 曰部4画 水部4画 |
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国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『沓』の字には少なくとも、沓・ 沓・ 沓る・ 沓・ 沓なるの5種の読み方が存在する。
意味
かさなる/くつ
熟語
沓石【くついし】
[Romaji]kutsuishi/kutsu-ishi
[建]木造建築で、柱または床束(ユカヅカ)などを支えるため地盤に据(ス)えた礎石(ソセキ)。地輻石(ジブクイシ)や根石(ネイシ)で地面に基礎を造って据えることもある。はしらいし(柱石)、つかいし(束石)、じふくいし(地輻石)。
沓掛【くつかけ】
[Romaji]Kutsukake
[歴]中山道(ナカセンドウ)の宿駅の一つ。軽井沢宿と追分宿(オイワケジュク)の間。
現在の長野県北佐久郡(キタサクグン)軽井沢町(カルイザワマチ)中軽井沢。
沓冠【くつかぶり】
[文]折句(オリク)の一種。各句の初めと終わりに定められた語句を詠み込んだもの。
。
沓形/鵄尾【くつがた】
[建]しび(鴟尾、鵄尾、蚩尾)
。
沓下/靴下【くつした】
蹴鞠(ケマリ)で、沓(クツ)の足音。
。
文字コード
「沓」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6C93 |
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JISX0213 | 1-23-03 |
戸籍統一文字番号 2 | 194720 |
住基ネット統一文字 | J+6C93 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 4845 |
新大字典4 | 講談社 | 8268 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 5874 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 17206 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 5775 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「沓」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「沓」についての総括
- 沓の画数 :8画
- 沓の部首 : 曰,水
- 沓の読み方:ドウ・トウ・むさぼる・くつ・かさなる
- 沓の意味 :かさなる/くつ
以上で「沓」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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