濾とは、こす/液体を布などでこして、不要なものを除くなどの意味をもつ漢字。18画の画数をもち、水部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 濾 | |
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読み | 音読み | ロ リョ |
訓読み | こ(す) | |
部首 | 水部 | |
画数 | 総画数 | 18画 |
部首内画数 | 水部15画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『濾』の字には少なくとも、濾・ 濾・ 濾すの3種の読み方が存在する。
意味
こす/液体を布などでこして、不要なものを除く
熟語
濾紙/ろ紙【ろし】
[英語]filterpaper
濾過に用いる多孔質の紙。液体に混じっている個体微粒子を濾(コ)して取り除き、清浄な液体にする。
「ろかし(濾過紙、ろ過紙)」、「こしがみ(濾紙、濾し紙、漉し紙)」とも呼ぶ。
濾過/ろ過【ろか】
液体に混じっている個体微粒子を、多孔性物質を用いて液体と分離する操作。
水などからゴミなどを濾(コ)して清浄にすること。
濾す多孔性物質には紙などが用いられ、「ろかし(濾過紙、ろ過紙)」、「ろし(濾紙、ろ紙)」、「フィルター」と呼ばれる。
濾紙/濾し紙/漉し紙【こしがみ】
ろし(濾紙、ろ紙)
。
濾過紙/ろ過紙【ろかし】
ろし(濾紙、ろ紙)
。
濾過性病源体【ろかせいびょうげんたい】
[羅]virus
[医]うぃるす(ウイルス)。
文字コード
「濾」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6FFE |
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JISX0213 | 1-63-41 |
戸籍統一文字番号 2 | 209300 |
住基ネット統一文字 | J+6FFE |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 5362 |
新大字典4 | 講談社 | 9016 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 6503 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 18565 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 6392 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「濾」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「濾」についての総括
- 濾の画数 :18画
- 濾の部首 : 水
- 濾の読み方:ロ・リョ・こす
- 濾の意味 :こす/液体を布などでこして、不要なものを除く
以上で「濾」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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