瀞とは、きよい／とろ／川の流れによってできた深い淵などの意味をもつ漢字。19画または17画の画数をもち、水部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
| 字体 | 瀞 | |
|---|---|---|
| 読み | 音読み | セイ ジョウ |
| 訓読み | とろ | |
| 部首 | 水部 | |
| 画数 | 総画数 | 19画 ・17画 |
| 部首内画数 | 水部16画 | |
| JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
| 漢字検定 | 漢検準1級 | |
書き方・読み方
書き方
読み方
『瀞』の字には少なくとも、瀞・ 瀞・ 瀞の3種の読み方が存在する。
意味
きよい／とろ／川の流れによってできた深い淵
- 瀞【とろ】
-
- 川底が深くて、水の流れが緩やかで静かな所。
「どろ(瀞)」とも呼ぶ。- 長瀞(ナガトロ)・瀞八丁(ドロハッチョウ)などと長い距離のものを指し、短いものは「よど(淀、澱)」、ほとんど流れのないものは「ふち(淵、潭)」と呼ぶ。どろはっちょう(瀞八丁)。
- 川底が深くて、水の流れが緩やかで静かな所。
- 瀞【どろ】
-
- とろ(瀞)
熟語
瀞【とろ】
川底が深くて、水の流れが緩やかで静かな所。
「どろ(瀞)」とも呼ぶ。
長瀞(ナガトロ)・瀞八丁(ドロハッチョウ)などと長い距離のものを指し、短いものは「よど(淀、澱)」、ほとんど流れのないものは「ふち(淵、潭)」と呼ぶ。
瀞【どろ】
とろ(瀞)
。
長瀞【ながとろ】
[Romaji]Nagatoro
[地]埼玉県の秩父(チチブ)地方にある荒川の渓谷。天然記念物の指定は親鼻橋から高砂橋までの延長４キロメートル。
「秩父赤壁」と呼ばれる景勝や、ライン下りなどの舟遊び・桜の名所・西の宝登山(ホドサン)へのハイキング・コースがある。
長瀞町【ながとろまち】
[Romaji]NagatoroMachi
埼玉県西部、秩父郡(チチブグン)の町。
荒川の上流域で大部分は山地。秩父鉄道が通じる。
長瀞駅【ながとろえき】
[交]埼玉県秩父郡(チチブグン)長瀞町(ナガトロマチ)大字(オオアザ)長瀞にある秩父鉄道の駅。
野上(ノガミ)駅と上長瀞(カミナガトロ)駅の間。1911年(明治44年)9月14日宝登山(ホドサン)駅として開業。
文字コード
「瀞」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
| Unicode 1 | U+701E |
|---|---|
| JISX0213 | 1-38-52 |
| 戸籍統一文字番号 2 | 209130 |
| 住基ネット統一文字 | J+701E |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
| 書籍 | 出版社 | 検字番号 |
|---|---|---|
| 角川大字源3 | 角川書店 | |
| 新大字典4 | 講談社 | 9006 |
| 新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 6515 |
| 大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
| 大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「瀞」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「瀞」についての総括
- 瀞の画数 ：19画,17画
- 瀞の部首 ： 水
- 瀞の読み方：セイ・ジョウ・とろ
- 瀞の意味 ：きよい／とろ／川の流れによってできた深い淵
以上で「瀞」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
誤字／脱字／間違い／その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。
