獅とは、しし/ライオンなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、犬部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 獅 | |
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読み | 音読み | シ |
訓読み | しし | |
部首 | 犬部 | |
画数 | 総画数 | 13画 |
部首内画数 | 犬部10画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『獅』の字には少なくとも、獅・ 獅の2種の読み方が存在する。
意味
しし/ライオン
熟語
四字熟語
「獅」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。
獅子搏兎 | 獅子奮迅 |
獅子座【ししざ】
[仏]げいざ(猊座)
[天]ししざ(しし座、シシ座、獅子座)
。
唐獅子【からじし】
[哺]ライオン(lion)。
単に「獅子」とも呼ぶ。
らいおん(ライオン)
イノシシ(猪)・カノシシ(鹿)と区別した呼び方。
石獅市【せきしし】
[中国語]ShishiShi
中国南東部、福建省(FujianSheng)(フッケンショウ)南東部の泉州市(QuanzhouShi)が管轄する南部の市(県級市)。
台湾海峡に面し、南方沖に台湾領有の金門島(JinmenDao)がある。
。
獅子/師子【しし】
[哺]ライオン(lion)。
「唐獅子(カラジシ)」とも呼ぶ。
獅子座(Leo)、獅子宮(Leo)
。
獅子口【ししぐち】
[建]屋根の棟飾(ムナカザリ)の一つ。
棟(ムネ)の両端に用いる箱形の瓦(カワラ)で、正面には山形の綾筋(アヤスジ)があり、頂上に経(キョウ)の巻(マキ)という丸瓦をつける。
両脇の渦巻き状のものは雲、両端は足と呼ぶ。
文字コード
「獅」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7345 |
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JISX0213 | 1-27-66 |
戸籍統一文字番号 2 | 231310 |
住基ネット統一文字 | J+7345 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 5771 |
新大字典4 | 講談社 | 9735 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 6993 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 20609 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 6849 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「獅」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 獅の画数 :13画
- 獅の部首 : 犬
- 獅の読み方:シ・しし
- 獅の意味 :しし/ライオン
ウサタロー