療とは、いやす/病気を治すなどの意味をもつ漢字。17画の画数をもち、疒部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 療 | |
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読み | 音読み | リョウ 《外》シャク |
訓読み | 《外》い(やす) | |
部首 | 疒部 | |
画数 | 総画数 | 17画 |
部首内画数 | 疒部12画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検4級 | |
日本語能力検定 | JLPT N2 |
目次
書き方・読み方
書き方
読み方
『療』の字には少なくとも、療・ 療・ 療やすの3種の読み方が存在する。
意味
いやす/病気を治す
熟語
医療過誤【いりょうかご】
[医]診断・治療の不適正や誤薬投与など、医療従事者の過失や払うべき注意義務を怠(オコタ)り、患者に傷害・死亡などの医療事故を起こすこと。
その状況により刑事上・民事上の責任を問われる。施設の不備も含まれ、行政法上の責任も追及される。
診療所【しんりょうじょ】
[英語]clinic
[法][医]19人以下の入院設備のある医療施設。「クリニック」とも呼ぶ。くりにっく(クリニック)。
基本医療【きほんいりょう】
[医]「プライマリーケア(primarycare)」とも呼ぶ。
。
理学療法【りがくりょうほう】
[英語]physicaltherapy/physiotherapy
[医]身体障害者などの機能回復訓練(リハビリテーション)において基本的動作能力を回復させるため、電気刺激・マッサージ・温熱その他の物理的手段を加えながら、治療体操や筋力増強・機能訓練・歩行訓練などの運動療法を組み合せて行なう治療法の一つ。「物理療法」、「フィジカル・セラピー」、「フィジオセラピー」とも、略称で「PT」とも呼ぶ。りがくりょうほうし(理学療法士)、ぶつりりょうほう(物理療法)、さぎょうりょうほう(作業療法)。
老人医療【ろうじんいりょう】
[医]1969年(昭和44年)12月1日東京都、70歳以上の医療費無料化。
老人福祉法が一部改正され、1973.1.1(昭和48)70歳以上の医療費無料化。1981年(昭和56年)臨時行政調査会、老人医療無料制廃止を了承。
文字コード
「療」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7642 |
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JISX0213 | 1-46-37 |
戸籍統一文字番号 2 | 252000 |
住基ネット統一文字 | J+7642 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 6241 |
新大字典4 | 講談社 | 10422 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 7577 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 22500 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 7379 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「療」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「療」についての総括
- 療の画数 :17画
- 療の部首 : 疒
- 療の読み方:リョウ・シャク・いやす
- 療の意味 :いやす/病気を治す
以上で「療」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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