癌とは、ガン/生体にできる悪性のはれ物/大きな害となるものなどの意味をもつ漢字。17画の画数をもち、疒部に分類される。日本では国字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 癌 | |
---|---|---|
読み | 音読み | ガン |
訓読み | ||
部首 | 疒部 | |
画数 | 総画数 | 17画 |
部首内画数 | 疒部12画 | |
国語施策 | 国字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
目次
書き方・読み方
書き方
読み方
『癌』の字には少なくとも、癌の1種の読み方が存在する。
意味
ガン/生体にできる悪性のはれ物/大きな害となるもの
熟語
ガン/癌【がん】
[英語]cancer
[病]悪性腫瘍(アクセイシュヨウ)の総称。発生母組織により癌腫(carcinoma)と肉腫(sarcoma)に分類。
ガン組織では糖代謝が活発。
ガン腫/癌腫【がんしゅ】
[病]表皮・粘膜・腺組織などの上皮組織に発生する悪性腫瘍(アクセイシュヨウ)。にくしゅ(肉腫)、せんしゅ(腺腫)。
英語:カーシノーマ(carcinoma)。
子宮頸ガン/子宮頸癌【しきゅうけいがん】
[英語]uterinecervixcancer
[病]子宮頸部にできるガン。主に性交渉によるヒト乳頭腫ウイルス(HPV)の感染が起因となって発病する。ひとにゅうとうしゅういるす(ヒト乳頭腫ウイルス)。
忘れられたガン/忘れられた癌【わすれられたがん】
[病]肉腫(ニクシュ)の別称。
にくしゅ(肉腫)
。
肝臓ガン/肝臓癌【かんぞうがん】
[英語]livercancer
[病]肝臓に発生する癌腫。「かんがん(肝ガン、肝癌)」、「ヘパトーマ(hepatoma)」とも呼ぶ。かんさいぼうがん(肝細胞ガン、肝細胞癌)。
文字コード
「癌」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+764C |
---|---|
JISX0213 | 1-20-66 |
戸籍統一文字番号 2 | 252370 |
住基ネット統一文字 | J+764C |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 6234 |
新大字典4 | 講談社 | 10435 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 7569 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 22538 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 7371 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「癌」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「癌」についての総括
- 癌の画数 :17画
- 癌の部首 : 疒
- 癌の読み方:ガン
- 癌の意味 :ガン/生体にできる悪性のはれ物/大きな害となるもの
以上で「癌」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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