「皿」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、食器の一つ/さらなどの意味をもつ漢字。5画の画数をもち、皿部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

漢字「皿」
字体
読み 音読み 《外》ベイ
《外》ボウ
《外》ミョウ
訓読み さら
部首 皿部
画数 総画数 5画
部首内画数 皿部0画
国語施策 教育漢字・常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検8級
日本語能力検定 JLPT N2

書き方・読み方

書き方

皿_書き方
皿の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ミョウボウベイさらの4種の読み方が存在する。

意味

  1. 食器のつ。さら。「器皿(きべい)・大皿・小皿・灰皿」

熟語

紅皿【べにざら】

口紅(クチベニ)をつけるための皿。
皿に紅が塗りつけてあり、口紅をつける度(タビ)に、薬指の先ににツバ(唾)をつけて必要なだけ溶いて用いるもの。
説話上の、醜(ミニク)い妹。

皿屋敷【さらやしき】

[Romaji]Sarayashiki

[日本伝説][文]岡本綺堂『番町皿屋敷』など。

皿倉山【さらくらやま】

[Romaji]SarakuraYama

[地]福岡県北九州市八幡東区西部にある山。標高622メートル。
山麓の帆柱(ホバシラ)から展望台に帆柱ケーブル(ケーブル・カー)が通じ、NHK中継所がある。

欠け皿/欠皿【かけざら】

縁(フチ)が欠けた皿。
説話上の、美しい姉。
べにざらかけざら(紅皿欠皿)

サラガキ/皿牡蠣【さらがき】

[貝]すみのえがき(スミノエガキ、住ノ江牡蠣)

文字コード

「皿」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「皿」の文字コード一覧
Unicode 1 U+76BF
JISX0213 1-27-14
戸籍統一文字番号 2 256750
住基ネット統一文字 J+76BF

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「皿」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 6320
新大字典4 講談社 10560
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 7667
大漢和辞典6 7 大修館書店 22941
大漢語林8 大修館書店 7462

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
1989年(平成元年)
学年別漢字配当表(平成元年)に掲載
平成4年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表
9」に
第3学年の配当漢字として公示される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表10」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第3学年の配当漢字として公示される。

まとめ

「皿」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「皿」についての総括
  1. 皿の画数 :5画
  2. 皿の部首 : 皿
  3. 皿の読み方:ミョウ・ボウ・ベイ・さら
  4. 皿の意味 :食器の一つ/さら
以上で「皿」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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