「禄」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、ふち/俸給/さいわいなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、示部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「禄」
字体
読み 音読み ロク
リョク
訓読み さいわ()
ふち
部首 示部
画数 総画数 12画
部首内画数 示部8画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

禄_書き方
禄の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ロクリョクふち禄いさいわいの4種の読み方が存在する。

意味

ふち/俸給/さいわい

熟語

元禄【げんろく】

[Romaji]Genroku

[歴]東山天皇朝の年号。
1688(貞享5,元禄元.9.30)~1704(元禄17,宝永元.3.14)。

秩禄【ちつろく】

官位によって給せられた俸禄。
[古]昔、武士などが給料として受けた米。
「俸禄(ホウロク)」、「食禄(ショクロク)」、「扶持(フチ)」、「知行(チギョウ)」とも呼ぶ。

安禄山【あんろくざん】

[中国語]AnLushan

[人]中国唐代の武将・安史の乱の首謀者(?~757)。
営州(Yingzhou)の柳城(Liucheng)(現在の遼寧省朝陽市付近)生れの胡人(コジン)(ソグド人)で、父は胡人、母は突厥人という。
本姓は康(Kang)。

元禄箸【げんろくばし】

[食]割りやすいように下から上まで中溝のある割り箸。
主にコンビニ弁当や家庭用。

秩禄処分【ちつろくしょぶん】

[歴]地租改正とともに明治政府の中央集権化政策の一つ。
幕藩の旧家臣団が急速に解体された。
旧士族階級の家禄を確保しようとする征韓論が敗れた翌月の1873.11.26(明治6)秩禄処分が約一年振りに議題にあげられた。

文字コード

「禄」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「禄」の文字コード一覧
Unicode 1 U+7984
JISX0213 1-47-29
戸籍統一文字番号 2 276580
住基ネット統一文字 J+7984

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「禄」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 6742
新大字典4 講談社 11233
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 8131
大漢和辞典6 7 大修館書店 24741’
大漢語林8 大修館書店 7912

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「禄」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「禄」についての総括
  1. 禄の画数 :12画
  2. 禄の部首 : 示
  3. 禄の読み方:ロク・リョク・ふち・さいわい
  4. 禄の意味 :ふち/俸給/さいわい
以上で「禄」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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