「私」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

私とは、わたくし／わたし／己／自分のこと／一人称代名詞の一つなどの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、禾部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『私』の字には少なくとも、私シ・ 私わたし・ 私わたくし・ 私かひそかの4種の読み方が存在する。

意味

1. わたくし。わたし。己。自分のこと。一人称代名詞の一つ。対義語：公「公私・私学・私見・私行・私事・私塾・私人・私設・私邸・私立・私文書」
2. わたくしする。自分のものにする。「私腹・滅私」
3. ひそか。ひそかに。表立たせない。「私通・私淑」

熟語

四字熟語

「私」の漢字を語中にもつ四字熟語6種を表にまとめる。

私【わっち】

わたし。
身分の低い階層の男女が用いた一人称。
「わたし(私)」の転訛。

私【あたい】

[古]江戸時代、主に江戸の職人が用いた一人称。
[古]主に東京の下町や花柳界などの婦女子が用いた一人称。
おきゃんな娘が職人の気っ風(キップ)をまねて用い出し、広まったもの。

私諡【しし】

[漢]朝廷より贈られる以外の諡(オクリナ)。しし(賜諡)、おくりな(諡)。
。

私腹【しふく】

自分の利益・財産。私利。
私腹を肥やす：しふくをこやす(私腹を肥やす)
。

私鉄【してつ】

[交]民間会社が経営する鉄道。
関東大手私鉄８社：東武・京成・西武・京王・小田急・東急・京浜急行・相模鉄道。
関東大手私鉄９社：８社＋東京地下鉄(東京メトロ)(旧:営団地下鉄)。

文字コード

「私」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「私」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。