「紘」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

紘とは、広い／はて／おおづな／冠のひもなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、糸部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『紘』の字には少なくとも、紘コウ・ 紘ギョウ・ 紘オウ・ 紘いひろい・ 紘おおづなの5種の読み方が存在する。

意味

広い／はて／おおづな／冠のひも

熟語

四字熟語

「紘」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

八紘【はっこう】

四方(シホウ)と四隅(ヨスミ)。
地の果(ハ)て。
天下(テンカ)・天の下(アメノシタ)。

八紘之基柱【あめつちのもとはしら】

[古]へいわのとう(平和の塔)
。

八紘台【はっこうだい】

[古]宮崎県宮崎市の平和台公園の旧称。へいわのとう(平和の塔)。
。

八紘一宇【はっこういちう】

[歴]世界を一つの家にするという意味で、日中戦争・太平洋戦争期の標語。1940年(昭和15年)7月26日第２次近衛文麿内閣が閣議決定した「基本国策要綱」に「八紘ヲ一宇トスル肇国ノ大精神」と使われて以来、大東亜共栄圏の建設理念として海外侵略を正当化するのに用いられた。だいとうあきょうえいけん(大東亜共栄圏)。

文字コード

「紘」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「紘」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。