葺とは、ふく/かやなどで屋根をおおうなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、艸部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 葺 | |
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読み | 音読み | シュウ |
訓読み | つくろ(う) ふ(く) |
|
部首 | 艸部 | |
画数 | 総画数 | 12画 |
部首内画数 | 艸部9画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『葺』の字には少なくとも、葺・ 葺く・ 葺うの3種の読み方が存在する。
意味
ふく/かやなどで屋根をおおう
熟語
栩葺き【とちぶき】
[建]栩板(トチイタ)で屋根を葺くこと。また、その屋根。とちいた(栩板)。
茅葺き【かやぶき】
[建]カヤ(茅)で屋根を葺(フ)くこと。
[建]かやぶきやね(茅葺き屋根)
。
木賊葺き【とくさぶき】
[建]木賊板で屋根や庇(ヒサシ)を葺くこと。また、その屋根。とくさいた(木賊板)。
板葺き/板葺【いたぶき】
[英語]shingle
[建]板(屋根板、平木)で屋根を葺くこと。「ひらぎぶき(平木葺き、平木葺)」とも呼ぶ。ひらぎぶき(平木葺き、平木葺)、かわらぼう(瓦棒)。
草葺き屋根【くさぶきやね】
[建]カヤ(茅)・ワラ(藁)・ムギワラ(麦藁)などで葺(フ)いた屋根。
「草屋根」とも、カヤのものは「茅葺き屋根」とも呼ぶ。ほて(ほて)、しばむね(芝棟)、ぺんぺんぐさがはえる(ぺんぺん草が生える)。
文字コード
「葺」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+847A |
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JISX0213 | 1-41-88 |
戸籍統一文字番号 2 | 352690 |
住基ネット統一文字 | J+847A |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | |
新大字典4 | 講談社 | |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 10507 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「葺」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「葺」についての総括
- 葺の画数 :12画
- 葺の部首 : 艸
- 葺の読み方:シュウ・ふく・つくろう
- 葺の意味 :ふく/かやなどで屋根をおおう
以上で「葺」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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