蓑とは、みの/かや・すげなどで作った雨具などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、艸部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 蓑 | |
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読み | 音読み | サ サイ セ |
訓読み | みの | |
部首 | 艸部 | |
画数 | 総画数 | 13画 |
部首内画数 | 艸部10画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『蓑』の字には少なくとも、蓑・ 蓑・ 蓑・ 蓑の4種の読み方が存在する。
意味
みの/かや・すげなどで作った雨具
- 蓑【みの】
-
- [服]萱(カヤ)・菅(スゲ)・藁(ワラ)などの茎や葉を編んで作った、体を覆(オオ)う雨具。
- 北陸地方:ばんどり(ばんどり、羽鳥)
熟語
蓑【みの】
[服]萱(カヤ)・菅(スゲ)・藁(ワラ)などの茎や葉を編んで作った、体を覆(オオ)う雨具。
北陸地方:ばんどり(ばんどり、羽鳥)
。
蓑束【みのづか】
[Romaji]minozuka/mino-zuka
[建]斗束(トヅカ)の一種。束柱の頭部に蓑か布切れをかけたような装飾のあるもの。とづか(斗束)。
蓑山【みのやま】
[Romaji]MinoYama
[地]埼玉県秩父郡皆野町(ミナノマチ)と秩父市の境にある、蓑を伏せたような山。標高586.9メートル。秩父市からの登頂コース近くに和銅採掘遺跡がある。
ミノガ/蓑蛾【みのが】
[虫]チョウ目(鱗翅目)(Lepidoptera)ミノガ科(Psychidae)のガ(蛾)の総称。
オオミノガ・チャミノガ・ミノガなど。
幼虫はミノムシ(蓑虫)。
ミノムシ/蓑虫【みのむし】
[英語]bagworm
[虫]チョウ目(鱗翅目)(Lepidoptera)ミノガ科(Psychidae)のガ(蛾)の幼虫。メス(雌)は成虫になっても無翅で幼虫と同様にミノの中で一生を過ごす。
オオミノガ・チャミノガ・ミノガなど。
文字コード
「蓑」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+84D1 |
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JISX0213 | 1-44-12 |
戸籍統一文字番号 2 | 355660 |
住基ネット統一文字 | J+84D1 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | |
新大字典4 | 講談社 | |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 10618 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「蓑」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「蓑」についての総括
- 蓑の画数 :13画
- 蓑の部首 : 艸
- 蓑の読み方:セ・サイ・サ・みの
- 蓑の意味 :みの/かや・すげなどで作った雨具
以上で「蓑」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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