蔚とは、草木がしげる/おとこよもぎ/キク科の多年草などの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、艸部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 蔚 | |
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読み | 音読み | ウツ ウチ イ |
訓読み | ||
部首 | 艸部 | |
画数 | 総画数 | 14画 |
部首内画数 | 艸部11画 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『蔚』の字には少なくとも、蔚・ 蔚・ 蔚の3種の読み方が存在する。
意味
草木がしげる/おとこよもぎ/キク科の多年草
熟語
蔚山【いさん】
[朝鮮語]Ulsan
うるさんし(ウルサン市、蔚山市)
。
蔚山市【いさんし】
[朝鮮語]Ulsan-si
うるさんし(ウルサン市、蔚山市)
。
ウルサン市/蔚山市【うるさんし】
[朝鮮語]Ulsan-si
朝鮮半島南東部の慶尚南道(Kyongsang-nam-do)(ケイショウナンドウ)南東部、韓国南東部で日本海に面する港湾・工業都市。
北緯35.55°、東経129.31°の地。
自動車・造船・石油化学・重化学工業が集中する。
蔚山の戦い【うるさんのたたかい】
[歴]慶長の役の1597(慶長2)末から翌年1月まで、朝鮮慶尚南道の蔚山城で行われた籠城戦。
朝鮮に再出兵した加藤清正・浅野幸長(ヨシナガ)ら日本軍が、12月20日明将楊鎬(YangHao)(ヨウ・コウ)・麻貴の率いる明・朝鮮の連合軍約6万の反撃に遭い、幸長は鶴城山に蔚山城を築いて籠城。清正の援軍を得るが苦戦し、兵2万余は飢えと寒さに耐えながら翌年1月4日まで苦しい戦闘を展開し、毛利秀元・黒田長政らの来援によってようやくこれを撃退した。
文字コード
「蔚」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+851A |
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JISX0213 | 1-17-22 |
戸籍統一文字番号 2 | 358150 |
住基ネット統一文字 | J+851A |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | |
新大字典4 | 講談社 | |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 10704 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「蔚」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
- 蔚の画数 :14画
- 蔚の部首 : 艸
- 蔚の読み方:ウツ・ウチ・イ
- 蔚の意味 :草木がしげる/おとこよもぎ/キク科の多年草
ウサタロー