辯とは、液体などの流れを調節するもの/わきまえる/わける/区別するなどの意味をもつ漢字。21画の画数をもち、辛部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 辯 | |
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読み | 音読み | ヘン ベン ヘツ ヘチ ハン |
訓読み | 《外》かた(る) 《外》かんむり 《外》と(く) 《外》はなびら 《外》わ(ける) 《外》わきま(える) |
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部首 | 辛部 言部 |
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画数 | 総画数 | 21画 |
部首内画数 | 辛部14画 言部14画 |
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JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級・漢検準1級 |
字体 | 弁 |
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画数 | 5画 |
Unicode | U+5F01 |
JISX0213 | 1-42-59 |
字体 | 瓣 |
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画数 | 20画 |
Unicode | U+74E3 |
JISX0213 | 1-65-02 |
字体 | 辨 |
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画数 | 16画 |
Unicode | U+8FA8 |
JISX0213 | 1-49-94 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『辯』の字には少なくとも、辯・ 辯・ 辯・ 辯・ 辯・ 辯える・ 辯ける・ 辯・ 辯く・ 辯・ 辯るの11種の読み方が存在する。
意味
液体などの流れを調節するもの/わきまえる/わける/区別する
熟語
弁天/辯天【べんてん】
[仏]弁財天の略称。
べんざいてん(弁財天、弁才天、辯財天、辯才天)
。
三弁天/三辯天【さんべんてん】
近江(オウミ)琵琶湖の竹生島(チクブシマ)・安芸(アキ)の巌島(イツクシマ)・相模(サガミ)江ノ島の岩窟(イワヤ)の弁財天(ベンザイテン)の総称。べんざいてん(弁財天、弁才天)。
。
堅白同異の弁/堅白同異之辯【けんぱくどういのべん】
[中国語]JianbaiTongyizhiBian
けんぱくどうい(堅白同異)
。
文字コード
「辯」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+8FAF |
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JISX0213 | 1-77-71 |
戸籍統一文字番号 2 | 437310 |
住基ネット統一文字 | J+8FAF |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 9517 |
新大字典4 | 講談社 | 17020 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 3221 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 38677 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3115 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「辯」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「辯」についての総括
- 辯の画数 :21画
- 辯の部首 : 辛,言
- 辯の読み方:ベン・ヘン・ヘツ・ヘチ・ハン・わきまえる・わける・はなびら・とく・かんむり・かたる
- 辯の意味 :液体などの流れを調節するもの/わきまえる/わける/区別する
以上で「辯」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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